標準価格:「VSA-D2011」178,000円
連絡先:カスタマーサポートセンター パイオニア株式会社は、音場補正システム「MCACC」を搭載した7.1ch AVアンプ2機種を10月下旬に発売する。USB端子を備えた「VSA-D2011」と、USB端子非搭載の「VSA-D1011」をラインナップし、価格はそれぞれ178,000円、125,000円となっている。なお、月産台数はD2011が500台、D1011が800台と見込まれている。
VSA-D201/D1011の最大の特徴は、2001年11月発売のフラグシップモデル「VSA-AX10/AX8」と同様に、各チャンネルの音圧レベルや音色の補正を行なう音場補正システム「MCACC」(Multi Channel Acoustic Calibration System)を搭載したこと。 MCACCとは、各スピーカーの音圧レベルや、距離、音色の補正が正確に行なえるシステム。VSA-D2011では、新開発のオリジナルテストトーンによる聴感マニュアル補正に加え、付属マイクを利用した自動補正も可能となっている。なお、VSA-D1011では聴感マニュアル補正のみに対応する。 また、VSA-D201/D1011ともに、中級価格帯では初めて「DTS96/24」のデコーダを搭載。そのほかにも、ドルビーデジタルEX、DTS-ES、MPEG2-AAC、ドルビープロロジック II、DTS NEO:6にも対応している。 アンプ部には、パワー素子「アドバンスド ダイレクト エナジー MOS FET」を全7チャンネルに採用。そのほかにも、ダイナミックレンジの伸張(24 ビット化)と、周波数帯域を拡大する新機能「オーディオ・スケーラー」も搭載しており、「デジタルソースの高音質化が可能」としている。 ルーカスフィルムが定める「THX セレクト」規格の認定も受けており、特に「VSA-D2011」では、録音スタジオ「エアースタジオ」のチーフエンジニアが音作りに関与し、共同で音質をチューニングしている。また、3次元スペースフレーム構造や、強力電源を採用するほか、VSA-D2011にはトランススタビライザー、ダブルレイヤードシャーシなどの筐体強化がなされている。 なお、VSA-D2011とVSA-D1011では、対応フォーマットや、出力W数などには違いはない。しかし、VSA-D2011にはUSB端子を備えUSBオーディオデバイスとして使用できるほか、「前面光デジタル&AV入力端子」も装備する。なお。リモコンは、D2011にはバックライト大型液晶付き学習リモコン、VSA-D1011には学習リモコンが付属している。
□パイオニアのホームページ (2002年8月19日) [furukawa@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp