ソニーは、3CCD採用のDVCAM「DSR-PDX10」を9月に発売する。価格は35万円。バッテリ、充電器、ACアダプタ、16MBメモリースティックなどを同梱したアクセサリーキット「ACCKIT-QMM5」(29,000円)も用意する。 DSR-PDX10は、1/4.7型107万画素CCDを採用した3CCD機。DSR-PD100の後継機に当たり、CCDの高画素化やフィルターの小径化のほか、白黒プレシジョンビューファインダー、USBストリーミング機能などが追加されている。また、DVCAMに加え、DV形式での録画も可能になった(SPモードのみ)。 外形寸法は93×222×99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約970g(本体のみ)。電源にはインフォリチウムMバッテリーを採用。最も高容量のNP-QM91(18,000円)の場合、ビューファインダーONで約5時間45分、液晶モニターONで約4時間35分の連続撮影が行なえる。 「14bit DXP(Digital eXtended Processor)」や「アドバンストハッドテクノロジー」といった、同社DVカメラでおなじみの高画質化回路を搭載。また16:9の撮影時には、CCDの撮像範囲を4:3撮影時よりも広げて記録する「プレシジョン16:9」を利用できる。 ビューファインダーもカラー液晶から白黒プレシジョン液晶に変更。「鮮明かつちらつきのない少ない画像で、正確なフォーカスをサポートする」という。一方、液晶モニターにはタッチパネル機能を新たに搭載。画面に指で触れることで、「スポットフォーカス」や「スポットMETER」(露出補正)が行なえる。再生画像の2倍ズーム表示も可能。 本体にメモリースティックスロットを装備し、静止画のほか、MPEG-1での動画記録も可能。MPEG-1の解像度は320×240/160×112ドットで、テープの再生映像や外部入力映像も記録できる。静止画の解像度は1,152×864/640×480ドット。 S映像、コンポジット、アナログ音声、i.LINKの各入出力端子を搭載。さらに、XLR音声入力を2系統備えた「XLRアダプター」を標準装備している。XLRアダプターは着脱可能で、各チャンネルごとにLINE/MIC/MIC ATTの入力切替が行なえる。
□ソニーのホームページ (2002年8月28日) [orimoto@impress.co.jp] |
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