Royal Philips Electronicsは8月28日(現地時間)、PalmOS用学習リモコンソフト「ProntoLite for Palm」を発表。同社のサイトで公開した。PalmOS version 3.5以降に対応しており、19.95ドルのシェアウェアとなっている。なお、ダウンロードには登録が必要で、15日間は無料で試用できる。 ダウロードページでは、Treo 90や、CLIEシリーズなど43機種がプルダウンメニューにリストアップされている。実際にダウンロードして、「CLIE PEG-T600C」にインストールしたところ問題なく動作した。 「Pronto」は、同社のタッチパネル式液晶を搭載した学習型リモコンのシリーズ名。今回公開された、ProntoLiteはその機能をPalm端末上で再現するもの。 ProntoLiteで操作できる機器は「TV」、「TV2」、「VCR」、「CD/CD-R」、「DVD」、「PreAMP」、「Tape」、「Cable、「Satellite」、「Receiver」の10種類に分類されている。PEG-T400/PEG-T600Cから新たに搭載された、AVリモコン専用の赤外線LEDにも対応。通信用LEDを使用するのと比較し、普通のAV機器用リモコン並みの到達距離を実現している。
PEG-T400や、PEG-T600C以降の機種では、標準でリモコンソフト「CLIE Remote Commander」が付属している。しかし、CLIE Remote Commanderはプリセットから選択するのみで、学習することはできなかった。 一方、ProntoLiteはその逆で、プリセットがまったくないため、操作したいボタンを1から学習させる必要がある。その代わり、自由に各ボタンに機能が割り振れるので、照明やエアコンの操作などAV機器以外の操作も、割り当てることができる。
しかし、ボタンのデザインはもちろんのこと、配置も変えることもできないので、ハードウェアのProntoの特徴である柔軟性はあまりない。また、ハードウェアキーへの割り当ても可能だが、CLIEのジョグに割り当てることはできなかった。
□Royal Philips Electronicsのホームページ(英文) (2002年9月3日) [furukawa@impress.co.jp] |
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