松下、MP3に対応したMDラジカセ ―フットスタンドに操作ボタンを配置

シルバー(-S)

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　松下電器産業株式会社は、フットスタンドに操作ボタンを配置した、MP3再生対応スロットインMDラジカセ「RX-MDX80」を10月10日に発売する。カラーリングはシルバー、グレー、ホワイトの3色を用意。リモコンが付属する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は35,000円前後の見込み。

グレー(-H)	ホワイト(-W)

　RX-MDX80は、6月に発売されたMDシステム「RX-MDX60」(実売28,000円前後)の上位機種。MDLP対応MDデッキと、CD-R/RW対応CDプレーヤー、AM/FMチューナを一体化したシステムで、新たにMP3の再生にも対応した。また、MDとカセットのローディングには、電動スロットイン機構を採用している。

　MD部は、CDからの4倍速ダビングが可能。同社独自のP-MD端子も装備し、MDネットワークにも対応する。また、「H.D.E.S.(High Density Encoding System)」と、24bit ATRAC DSPを搭載するほか、MDのタイトル情報を他のMDにコピーする「MDタイトルステーション」機能も装備する。

　MP3再生はID3タグの表示には対応していないが、MDへの録音も可能で、MP3のタイトルはMDのトラックタイトル名にコピーされる。また、各アルバムの先頭曲を10秒ずつ再生する「アルバムイントロスキャン」や、リモコンでファイル名などを入力して検索する「タイトルサーチ」といった機能も備える。

　RX-MDX60同様、操作ボタンを配置したフットスタンド「フットステージ」と、動作状況の確認ができる「オペレーションモニター」を採用。また、ボーカル音をクリアに再現するという「ライブバーチャライザー」機能も搭載している。さらに、マイク端子が新設されており、ミキシング機能も備えている。

【主な仕様】

• 最大出力: 6W×2ch
• スピーカー: 70mmフルレンジ
• 入力端子: P-MD(6P)/AUX×1(兼用)、モノラルマイク×1
• 出力端子: ヘッドフォン端子×1
• FM受信帯域: 76～90MHz+TV1～3ch
• AM受信帯域: 522～1,629kHz(9kHzステップ)
• 定格消費電力: 21W
• 最大外形寸法: 462×243×180mm (幅×奥行き×高さ)
• 重量: 約4.4kg

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020918-3/jn020918-3.html
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(2002年9月18日)

[furukawa@impress.co.jp]