日本ビクター株式会社は、第2世代DETを採用した50V型、42V型、35V型のプラズマテレビ3機種を発表した。愛称は「EXE(エグゼ)」。価格は、50V型の「PD-50DH3」が120万円、42V型の「PD-42DH3」が102万円、35V型の「PD-35DH3」が76万円となっている。発売時期は、50DH3が11月上旬、42DH3が11月中旬、35DH3が12月上旬。 4月発売の「DT3シリーズ」に続く、DET採用のプラズマテレビ。ディスプレイ部、レシーバ部、サブウーファ部のセパレートタイプで、スピーカーには同社独自のDDスピーカーを採用している。DT3シリーズとの主な違いは、「第2世代DET」と地上波EPG「G-GUIDE」を搭載したこと。解像度は、50DH3が1,365×768ドット、42DH3が1,024×768ドット、35DH3が853×480ドット。 第2世代DETは、新3次元Y/C分離回路、新デジタルクロマデコーダなどをデジタルで直結し、デジタルダイレクト伝送を実現したもの。信号の伝送ロスを低減したとし、波形ひずみの少ないハイビジョン画素変換が可能だという。 480i/480p/720p/1080iの入力に対応し、画素変換用として130MHz動作の新DSPを搭載。50DH3と42DH3は、480i/480pもアップコンバートして表示する。検出精度を最大38ポイントにアップした「第3世代ナチュラルプログレッシブ」や、「ハイビジョン2-3プルダウン技術」も新DSPに内蔵している。 また、微妙な色調補正を行なう「DCC(デジタルカラークリエーション)」も採用する。肌色、緑、青空などを独立して補正できるため、「自然な色再現と暗部の微妙な階調表現が可能になった」としている。 3モデルともBSデジタル/110度CSチューナを搭載するほか、同社のプラズマテレビとしては初搭載の地上波EPG「G-GUIDE」を装備する。G-GUIDEは、最大2日間の番組を確認可能。地上波チューナは2個搭載し、ゴーストリダクション回路も内蔵する。2/4/12画面マルチ機能に対応し、異なる入力ソースのマルチ表示も可能。 付属スピーカーには、振動板、マグネット、ボイスコイルなどを変更した新開発のDD(ダイレクトドライブ)スピーカーを採用。50DH3、42DH3、35DHそれぞれで高さをディスプレイにあわせている。中域を自然にするという「BBE回路」も搭載している。
□ビクターのホームページ (2002年9月26日) [orimoto@impress.co.jp] |
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