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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オンキヨー株式会社は、Ethernet音声プロトコル「Net-Tune」に対応したホームネットワークオーディオ機「NC-500」を12月に発売する。価格は5万円。リモコンが付属する。
NC-500は、EthernetケーブルでLAN接続できるネットワークオーディオ機器。DHCP対応のブロードバンドルータやホームサーバー、Hubなどに接続して使う。
主な機能は、LAN接続されたパソコン内の音声ファイルと、インターネットラジオのストリーミング再生。複数のNC-500をネットワークにつなぐことも可能で、同じデータを別々の部屋で同時再生したり、異なるデータをそれぞれの部屋で再生することができる。
デコード可能なファイルは、MP3、WMA、WAVE。ただし、サーバー側もNet-Tuneに対応している必要がある。また、インターネットラジオは、Imergeと提携し、ポータルサイトに登録されたインターネットラジオ局から選局可能。 DA変換時にパルス性ノイズを除去するというVLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)回路を搭載し、「デジタル音声をハイクオリティな音質で楽しめる」としている。 音声出力端子は、VARIABLE OUT、FIXED OUT、ヘッドフォンを各1系統装備。FIXED OUTで出力した場合、音量制御は出力先のアンプで行なう。入力端子は、1系統のEthernetのほか、AUX INを1系統搭載。 専用リモコンは、アーティスト別、アルバム別、プレイリスト別に曲を呼び出すことが可能。本体のディスプレイには、英数字、カナの表示が行なえる。 そのほか、AM/FMチューナ、タイマー機能、OSD(On Screen Display)機能(コンポジット出力)を装備。AM/FM40局、インターネットラジオ20局までのプリセットが可能。本体の外形寸法は205×279×91mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.9kg。前面にはアルミパネルを採用している。
Net-Tuneは、10月16日発売のAVアンプ「Integra TX-NA900」にも採用されている独自の音声用プロトコル。音声のリアルタイム送受信に最適化されており、選曲から再生までを快適に操作できるという。また、著作権保護されているデータは再生できず、ネットワーク経由でのデジタル録音も不可能となっている。
□オンキヨーのホームページ (2002年10月8日) [orimoto@impress.co.jp]
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