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エプソン、液晶プロジェクタ用パネルを累計1,000万枚出荷
―Dream III新パネルの市場投入も発表


L3D07Q
10月23日発表


 セイコーエプソン株式会社は23日、独自技術「Dream IIIプロセスルール」を採用した液晶プロジェクタ向けの新パネル2機種を市場投入したと発表した。また、2003年には0.5型ワイド(480p)、1.6型ワイド(フルHD)の商品化を予定し、ラインナップの充実を図る。

 併せて、'94年以来の液晶プロジェクタ向けパネルの累計出荷が1,000万枚にのぼったと発表。今後も開発を継続し、2年以内に累積出荷2,000枚を目指すとしている。

 今回開発された新パネルは、0.7型ワイド960×540ドットの「L3D07Q」と、0.9型ワイド1,284×724ドットの「L3D09H」。ELP-730などに使用された「Dream II」より、開口率を20%向上した「Dream III」を採用し、ともに開口率52%、コントラスト比500:1を実現している。

 また新パネルにより、プロジェクタ本体の軽量化、低消費電力化、低コスト化が可能になるとし、リアプロジェクションシステムでの使用も可能だという。

□エプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2002/021023.htm
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(2002年10月23日)

[orimoto@impress.co.jp]


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