東芝、HD2 DMD搭載のホーム向けDLPプロジェクタ ―Carl Zeissレンズや新DCDi回路も採用

11月下旬発売 標準価格：898,000円 連絡先：映像ネットワーク事業部 　　　　　映像システム部 　　　　　Tel.03-3457-8428

　株式会社東芝は、コントラスト比1,400：1のDMD素子「HD2」を採用したホームシアター向けDLPプロジェクタ「TDP-MT8J」を11月下旬に発売する。価格は898,000円。

　TDP-MT8Jは、1,280×720ドットの0.8型DMD素子を表示デバイスに採用するDLPプロジェクタ。DMD素子はミラーの振れ角度を従来の10度から12度に広げた「HD2」で、光出力1,000ANSIルーメン、コントラスト比1,400：1を実現している。対応ビデオ信号は、480i/480p/1080i/720p。

本体上面	背面

　レンズには、光学1.4倍手動ズームのCarl Zeissレンズを採用。また、プログレッシブ変換回路としてFaroudjaの「DCDi」回路を搭載する。従来のDCDiからスケーラ機能などを追加した新回路で、輝度、色の詳細なども独立して調整できるようになった。また、ユーザーによるON/OFFが可能なほか、プログレッシブ信号入力時には従来回路でのスケーラも選択できる。

　そのほか、6,500/8,200/9,300Kの色温度切り替え、4モードのガンマ設定、ノイズリダクション、クラスカラーのON/OFFといった機能を搭載している。

　映像入力端子は、コンポーネント×2、D端子×1、S映像×2、コンポジット×1、アナログRGB×1、DVI×1。スクリーントリガ用端子も2系統備え、スクリーンの上げ下ろしと、アスペクト比の変更が可能。外形寸法および重量は、229×330×89mm(幅×奥行き×高さ)、4kg。

□東芝のホームページ
(11月7日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.co.jp/
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(2002年11月6日)

[orimoto@impress.co.jp]