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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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米MontaVista Softwareは8日(現地時間)、家電製品に特化した組み込み向けプラットフォーム「MontaVista Linux Consumer Electronics Edition 3.0」を発表した。出荷開始は第1四半期の予定。 MontaVista Linux Consumer Electronics Edition(CEE)は、オープンソースとMontaVistaのソフトウェアをベースに開発された。同社では低消費電力や素早い起動などが要求されるモバイル機器にも対応するとしている。 CEE 3.0の特徴は、完全にプリエンタブルなカーネルとリアルタイムスケジューリング、メモリ使用量の削減、ダイナミックパワーマネジメント機能、ファイルシステムの強化、ストリーミングメディアの最適化など。 また、ソフトウェアDVD再生機能、Operaなどのブラウザ、インスタントメッセージソフト、ルーティングプロトコルスタック、VoIPおよびSIPスタック、認証Bluetoothスタックなどのサードパーティ製品もサポートしている。 CEE 3.0についてソニー ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター デピュティプレジデントの堀昌夫氏は、「MontaVistaと当社は、CoCoonチャンネルサーバーでもパートナー実績がある。CEEの登場を歓迎する」とコメントした。 松下電器ソフトウェア開発本部コアソフト開発センター所長の南方郁夫氏は「CEE 3.0の登場は、当社がMontaVistaへ戦略的な投資をしたことと、MontaVistaをデジタル家電の開発パートナーに選んだことの正当性を立証するもの」と説明している。
□MontaVista Softwareのホームページ(英文) (2003年1月9日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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