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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ホームシアターやカーオーディオ製品を中心に比較的大きなブースを展開しているのが、パイオニアだ。北米向けのAVアンプやDVDプレーヤー、プラズマディスプレイなどのホームシアター製品は、「ELITE」ブランドで展開しているが、新製品も多数登場した。 ■ DVD-R/RWレコーダとDVD/HDDレコーダの新製品を発表 DVD-R/RWレコーダの「DVR-001」と、DVD/HDDハイブリッドレコーダの「DVR-002H」の2製品、6~7月に発売される予定。実売価格は「DVR-001」が約625ドル、「DVR-002H」が約1,000ドルとなる見込み。日本での発売は未定。
プレーヤーとしてはともにプログレッシブ表示に対応。「DVR-001」は、1ボタン操作の録画など、シンプルな操作性を実現し、ビデオデッキの置き換え需要を狙うという。「DVR-002H」では容量80GBのHDDを搭載し、HDDに記録したデータをDVDへダビングできる。 展示機はともにモックアップだったが、「DVR-002H」にはDV端子を装備し、接続したDVカメラをDVR-002H側からコントロール可能となり、容易にビデオ編集が行なえるという。 □製品情報 ■ 270ドルのユニバーサルプレーヤーも登場 DVDプレーヤーは、「DV-563A」と「DV-463」の2製品が発表された。ともに10bitDACを採用し、プログレッシブ出力が可能なDVDプレーヤーで、MP3やWMAの再生にも対応する。
「DV-563A」は、SACDとDVDオーディオに対応したDVDプレーヤー。実売価格は270ドルで、6月に発売される。ユニバーサルプレーヤーとしては非常に低価格だが、日本での発売は未定とのこと。出力端子は、コンポーネント出力やS映像出力、光デジタル出力、アナログ5.1ch出力を搭載する。 「DV-463」は、プログレッシブ対応のDVDプレーヤー。5月に発売予定で、実売価格は150ドル。「DV-563A」との相違点は、SACDやDVDオーディオへの対応、アナログ5.1chが省かれていることなど。 □製品情報 ■ AVアンプの新製品4モデルが登場
AVアンプは4モデルが発表された。エントリー~ミドルレンジの製品で、上位モデルの「VSX-D912-K」と「VSX-D812-K」が6.1ch、「VSX-D712-K」と「VSX-D412-K」が5.1ch出力に対応する。全モデルでドルビーデジタルとDTS、ドルビープロロジック IIに対応し、96KHz/24bit DACを搭載する。 実売価格は、「D912-K」が475ドル、「D812-K」が365ドル、「D712-K」が300ドル、「D412-K」が275ドル。全モデル3月に発売予定となっている。
最上位モデルの「VSX-D912-K」は、ドルビーデジタルEX、DTS ES、DTS 96/24、ドルビープロロジックII、DTS Neo6などのサラウンドフォーマットに対応し、出力は110W×6ch。96/24bit DACを搭載している。 また、日本でのフラッグシップモデル「VSA-AX10i-N」などと同様に、各チャンネルの音圧レベルや音色の補正を行なう音場補正システム「MCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System」も搭載した。 コンポーネント出力やSビデオ出力2系統、4系統のSビデオ入力、4系統のコンポジット入力や4系統のアナログ音声入力、5系統のデジタル音声入力を装備する。
□製品情報 ■ MPEG-4 HD記録技術のデモを実施 またブース内では、DVD-RWへのMPEG-4 HD記録技術のデモも行なっている。
東芝ブースでデモを行なっている「HD-DVD9」と直接競合するようなものでなく、将来的なDVD-RWへの活用を目指した技術デモンストレーションだという。
□2003 International CESのホームページ(英文) (2003年1月12日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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