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カノープス、色差入出力対応アナログ-DVコンバータ
-PCからの画質調整も可能
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2月下旬発売
標準価格:198,000円
連絡先:カスタマーサポート
Tel.078-992-5846
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カノープス株式会社は、コンポーネント入出力端子を搭載したアナログ-DVコンバータ「ADVC-500」を2月下旬に発売する。価格は198,000円。
ADVC-500は、2001年11月に同社が個人ユーザー向けに発売したアナログ-DVコンバータユニット「ADVC-100」を、プロフェッショナルの業務でも利用できるように発展させた製品。コンポーネント入出力を装備したほか、耐久性を強化。さらに、EIA規格準拠1Uサイズのラックマウントを可能とし、ラックマウント用金具も付属する。
従来機種同様、NECと共同開発したDVコーデック内蔵IEEE1394リンクLSIチップを採用。加えて独自のデジタルビデオ信号処理により、高画質を実現したとしている。また、ACアダプタ方式を採ることで、電源ノイズを低減するなど、「細心の配慮で設計した」という。
同社のDVコンバータの特徴である、音声を映像の速度に合わせて正確にデジタル化することで音ズレを防ぐという「Locked Audio」機能も搭載。入力切替スイッチは前面パネルに配置されており、ビデオとオーディオ入力を任意に組み合わせることができる。ビデオ形式はNTSC/PALの両方に対応しているが、NTSC-PALの変換はできない。
また、入力ビデオ映像の画質調整を行うためのアプリケーション「Picture Controller」(Windows 2000/XP対応)が付属する。コンポーネント、コンポジット、S-Videoの入力別に画質設定を行なうことが可能となっている。
外形寸法は430×170.8×44mm(幅×奥行き×高さ)。DVケーブル(6ピン-4ピン)×1本、BNC-RCA変換コネクタ×2個などが同梱される。
ビデオ信号方式 |
NTSC/PAL
(16:9の画面モードには非対応) |
デジタルビデオ |
形式 |
DV/DVCAM |
入出力端子 |
i.LINK 4ピン×1、6ピン×1 |
ビデオサイズ |
720×480ピクセル(NTSC) 720×576ピクセル(PAL) |
デジタルオーディオ |
サンプリングレート |
32kHz/12bit 2ch、48kHz/16bit 2ch |
Locked Audio |
ON/OFF |
アナログビデオ |
入力端子 |
コンポジット(BNC)×1 |
S-VIDEO(ミニDIN4ピン)×1 |
コンポーネント(BNC×3)×1 |
出力端子 |
コンポジット(BNC)×1 |
S-VIDEO(ミニDIN4ピン)×1 |
コンポーネント(BNC×3)×1 |
ビデオサイズ |
720×480ピクセル(NTSC) 720×576ピクセル(PAL) |
アナログオーディオ |
入力(バランスド) |
XLR-3-31×2(ステレオ1系統) |
入力(アンバランスド) |
RCAピンジャック×2(ステレオ1系統) |
出力(バランスド) |
XLR-3-32(ステレオ1系統) |
出力(アンバランスド) |
RCAピンジャック×2(ステレオ1系統) |
□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2003/advc500.htm
□製品情報
http://www.canopus.co.jp/catalog/advc/advc500_index.htm
□関連記事
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―単体で動作可能、制御・編集ソフトも用意
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【2001年9月19日】カノープス、アナログビデオ/DV相互変換ユニット
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(2003年2月7日)
[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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