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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ユーリードシステムズ株式会社は、Windows Media 9(WM9)やIntelのHyper-Threadingテクノロジに対応した初心者向けDV編集ソフト「Ulead VideoStudio 7(ユーリード ビデオスタジオ7)」を4月4日に発売する。価格は通常版が14,800円。乗り換え版が9,800円、アカデミック版が7,800円、アップグレード版が6,980円となっている。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。
前バージョンとの大きな違いは、WM9に対応したこと。WMV形式は前バージョンでも作成できたが、最新版ではDVやMPEGファイルと同じようにタイムライン上での編集が可能になった。さらに、必要なところだけ再エンコードを行なう、同社独自の「スマートレンダリング」も利用できる。また、キャプチャカードやDVカメラからWMVフォーマットでリアルタイムキャプチャができるほか、ソニーのMICROMVフォーマットもサポートする。
IntelのPentium 4 3.06GHzで採用されたHyper-Threadingテクノロジ(以下、HTテクノロジ)にも対応。DV編集ソフトでは、レンダリング速度の向上などが期待できる。
また、DVDオーサリング機能や、編集機能も強化している。オールドフィルムやレンズフレア、稲妻効果、スローモーションといったビデオフィルタを35種類内蔵するほか、タイトルアニメーションのプラグインも増量している。さらに、編集中のムービーファイルもレンダリングを実行しなくても、アナログ、IEEE 1394接続したDVカメラなどの機器に表示できる。これにより、テレビ画面で編集効果の確認をしながら作業が進められる。
複数の映像ファイルやプロジェクトファイルを同時に読み込み、1つのタイトルに収録することも可能。オーサリングが終了するまでレンダリングを開始しないので、快適な編集作業ができるという。ほかにも、シーンの変化を感知して自動的に映像を分割する「シーンスキャン」や、映像の不要部を複数選択できる「CMカット」機能も搭載。 製品には3Dタイトル、アニメーション作成ツール「COOL 3D 3.0」のSE版を収録するほか、使い方を解説したチュートリアルDVDも付属。 なお、対応音声フォーマットにドルビーデジタル(2.0ch)を追加するプログラムも4月4日に同時発売予定。販売形態はダウンロード販売のみで、価格は未定だが、6,900円前後になる見込み。また、MPEG-2エンコーダのプラグイン「CINEMA CRAFT ENCODER for Ulead」も、同時に発売される。価格は未定。 【入力・編集可能なフォーマット】
■ 「Video Studio」で情報教育を支援
発表会の冒頭、今後の販売戦略のプレゼンテーションを行なった大阪支社長の上村強氏は、「Video Studio 7の発売を機に、今後の展開として文教や官庁分野へのライセンスビジネスも行なっていく」と述べ、マルチメディアを使って製作、発信を行なう「メディアリテラシー」分野での同製品の魅力をアピールした。
この戦略の一環として、情報教育に力を入れている全国の学校、777校に無償で同ソフトを貸し出すキャンペーンを行なう。貸し出し期間は発売日の4月4日から12月末まで。申し込み方法は、同社のホームページから申し込み書をダウンロードし、必要事項を記入の上、FAXで送信する。FAXの送付先や詳しい問い合わせは下記の窓口まで。
■ 情報教育支援777校キャンペーン係
□ユーリードシステムズのホームページ
(2003年2月26日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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