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マークレビンソン、No430シリーズのデュアルモノラルパワーアンプ
―トリプルモノラルパワーアンプも今夏に発売


No432L

発売日:「No432L」発売中
      「No431L」近日発売

標準価格:「No432L」165万円
       「No431L」125万円


 ハーマンインターナショナル株式会社は、Mark Levinsonのデュアルモノラルパワーアンプ「No432L」を発売した。また、下位モデル「No431L」も近日発売予定。価格は「No432L」が165万円、「No431L」が125万円。

 「No432L」は、No430シリーズのデュアルモノラルパワーアンプ。定格出力は400W×2ch(8Ω)。デュアルモノラルとは、2つの独立したモノラル回路を1つの筺体に納める仕様のこと。通常のステレオパワーアンプと比べ、セパレーションの向上を図り、音楽の純度を高める効果があるという。さらに、入力から電圧増幅までの回路を完全にバランス化しており、ノイズの少ない再生を実現したという。

 また、大出力時でも安定した出力特性を持つTOP-3プリシジョン・マッチド・パワートランジスタを採用。トロイダル・パワートランスや大容量レギュレーターを装備した電源部も1基ずつ搭載し、完全なデュアル・モノラル設計になっている。

 さらに、No30、300シリーズに搭載した「コミュニケーションリンク機構」を搭載。別売の専用ケーブルを接続することで、電源のオン、オフやディスプレイの調整などをシステム全体でコントロールできる。ただし、システムの全機能を連動させるには、各機種専用のコミュニケーションケーブルと、機器のROMを統一する必要がある。また、ラック収納時の冷却効果を高める、ラックマウント式の予備クーリングエンクロージャをオプションで用意する。

 「No431L」は、定格出力200W×2chの下位モデル。出力と消費電力のほかに大きな違いはないが、筐体の高さが「No432L」より44mm低い150mmとなっている。

 なお、今夏には200Wのトリプル・モノラル・パワーアンプ「No433L」の発売も予定している。

【主な仕様】
 
モデル名
 No432L
No431L
定格出力
(20Hz~20KHz/THD 0.5%以下)
400W×2ch (8Ω)
800W×2ch (4Ω)
200W×2ch (8Ω)
400W×2ch (4Ω)
S/N比
89dB以上(1W 出力時)
入力端子
バランス(XLR)×1
アンバランス(RCA)×1
電圧ゲイン
26.8dB
入力インピーダンス
100kΩ(バランス)/50kΩ(アンバランス)
消費電力

スタンバイ時

130W
100W
無信号時 260W 175W
定格出力時 (8Ω)
1,800W
1,040W
寸法(幅×奥行き×高さ)
451×514×194mm
451×514×150mm

□ハーマンインターナショナルのホームページ
http://www.harman-japan.co.jp/
□製品情報
http://www.harman-japan.co.jp/products/marklev/ml432_1.htm
□Mark Levinsonのホームページ(英文)
http://www.marklevinson.com/index3.htm
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【2002年9月20日】【2002東京インターナショナルオーディオショウ その2】
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020920/ina2.htm

(2003年3月10日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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