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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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三菱電機株式会社は、HDDカーナビゲーションシステム「H8000シリーズ」2製品と、カーオーディオ「Dシリーズ」5製品を4月25日に発売する。
■ H8000シリーズ 「CU-H8000VP」は、16GB HDD内蔵のナビユニット、7V型液晶モニタ、テレビチューナを組み合わせたシステム。ハンドルリモコンとフリップ式テンキーリモコンが付属する。OSには組み込み向けのWindows CEを採用する。 HDDへの音楽記録は、DVD/CDプレーヤーに挿入したCDから行なう。録音フォーマットはMP3で、HDDの録音領域は2.7GB。最大400曲(CBR、128kbps時)の収録が可能。なお、HDDには32曲があらかじめプリインストールされている。 聴いた回数などから自動的に曲をリストアップする「自動プレイリスト作成機能」を搭載。プレイリストの再生や、ミュージックフォルダの操作は音声からも行なえる。タイトル、アーティスト名はソフトウェアキーボードで入力する。 DVDプレーヤー部は、DVDビデオ、音楽CD、CD-R/RWを再生できる。また、CD-R/RW内のMP3ファイルを再生可能だが、MP3ファイルのHDD記録はできない。MC-H910DBと接続すれば、DVDビデオの5.1ch再生(ドルビーデジタル)も可能になる。 別売りの通信ケーブルを接続することで、「季節情報配信サービス」に接続が可能。得られる情報は、スキー場、開花、紅葉の各情報。積雪などの地点情報や、天気情報が入手できる。更新は、地点情報が1日1回、天気が1日3回。地点はナビと連携し、目的地として設定することもできる。iモード、ハンズフリーテレフォン、ETCにも対応する。 また、携帯電話経由で「Javaテクノロジー・コンテンツ」をダウンロードする機能もある。HDDに最大8MB分まで保存できる。パッケージには「パックマン」、「鉄拳コマンドバトル」、「ワニワニパニック」、「ニューラリーX」を収録したCD-ROMが付属し、HDDにインストールできる。 ナビには、101カ所の「3Dリアルポリゴンランドマーク」、587件の「都市高速入口イラストマップ」、6,800件の「写真情報」などを収録。地図データは、業界最多となる1,406市区町村の10/25/50mスケール市街地図も利用できる。また、64bitバス幅のCPUとHDDにより、「イライラさせない高速レスポンスを実現した」としている。 ナビユニットの外形寸法は、178×159×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.8kg。テレビモニタは、解像度1,440×234ドットの7V型ワイドで、外形寸法は197×35×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約440g。テレビチューナ部は178×159×25mm(同)、約610g。 TV/FMアンテナ部の外形寸法および重量は、30×201.7×28mm(同)、250g。GPSアンテナは34×36×13mm(同)、60gとなっている。 「CU-H8000」は、H8000VPのナビユニット部だけの製品。リモコン類、GPSアンテナが付属する。
■ Dシリーズ CDチェンジャの「CD-7600C」以外、全モデルがオーディオ入力を装備し、H8000との接続が可能となっている。 「MC-Z2000LP」は、MD、CD、カセット、AM・FMチューナを内蔵した2DINサイズのセンターユニット。アンプ出力は45W×4chで、MD部はMDLPに対応し、CD部はCD-R/RWの再生が可能。CD部のSN比は90dB。 オーディオ入力を搭載し、H8000シリーズと接続することで、HDD内の音楽を再生できる。また、独自バス経由でCDチェンジャなどを接続可能。別売りのETC車載器「EP-400シリーズ」と接続すれば、高速料金や利用履歴をディスプレイに表示できる。外形寸法および重量は、178×160×100mm(幅×奥行き×高さ)、2.3kg。 「MC-H910DB」は、MD、CD、ドルビーデジタル5.1chデコーダ、AM・FMチューナを搭載する1DINセンターユニット。CU-H8000VPとの組み合わせで、「本格的なカーシアターの臨場感が得られる」という。 出力は40W×4ch+6W×1ch(センター)。MDLPもサポートしている。CDチェンジャ用のバスや、サブウーファ用出力端子も装備。外形寸法は178×156×50mm(同)、重量は1.7kg。 「MC-H720」は、MD、CD、AM・FMチューナの1DINセンターユニット。CD-R/RWの再生や、MDLPにも対応している。アンプ出力は45W×4ch。ETC車載器やCDチェンジャ、H8000シリーズとの接続も可能。外形寸法および重量は、178m×156×50mm(同)、1.5kg。 「MD-H555LP」は、CD、カセット非搭載の1DIN MDセンターユニット。AM・FMチューナを内蔵する。MD部はMDLPに対応。アンプ出力は40W×4chで、MD部のSN比は94dBとなっている。外形寸法は178×153×50mm(同)、重量は1.2kg。 6連装CDチェンジャの「CD-7600C」は、インダッシュスペースに取り付け可能な1DINサイズ。CD-R/RWの再生が可能で、簡単にディスクチェンジできるダイレクトインサート機能を採用している。外形寸法および重量は、178m×162×50mm(同)、1.7kg。
□三菱電機のホームページ (2003年4月10日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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