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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の37V型モデルに、漆タイプの「LC-37U5」、革タイプの「LC-37L5」、木タイプの「LC-37W5C」を追加し、5月22日より受注生産を開始する。愛称は「AQUOS CUSTOM」。タイプごとに2色のカラーバリエーションを用意し、価格は漆タイプと革タイプが120万円、木タイプが110万円となっている。
全モデルとも2002年11月発売の37V型液晶テレビ「LC-37BD5」(85万円)をベースにしたカスタムモデル。フロントパネルとスピーカーパネルを変更し、チューナ部とスタンド部をブラックにしている。機能面での変更はない。ディスプレイ部の背面やリモコンも変化なし。 漆タイプは、輪島の「漆黒」(しっこく)と「洗朱」(あらいしゅ)で塗り、職人の手による研磨(ろいろ仕上げ)を行ったもの。革タイプには上質な本皮を使用し、国内の革張り職人によるハンドメイドとなっている。天然木を使用した木タイプは、フロントパネルの製作を飛騨高山の木工職人が担当。 テレビパネル部とチューナ部を別けたセパレートタイプで、液晶パネルは解像度1,366×768ドット。チューナ部にはBSデジタル/110度CSデジタルチューナを内蔵する。輝度は450cd/m2、視野角は上下左右170度。 テーブルスタンド装着時の外形寸法は1,276×722×305mm(幅×奥行き×高さ、テーブルスタンド含む)、重量は漆タイプが28.8kg、革タイプが27.6kg、木タイプの37W5Cが28.5kg、37W5Kが29.2kg。
同社はAQUOS CUSTOMについて、カスタマイズやライフスタイルへのこだわりなど、「『住』にこだわるユーザーニーズが顕在化した」ことから、ユーザーが液晶テレビに求める「インテリア性やデザインに対するカスタム志向を具現化した」と説明。得意分野での「本格的な新しいものづくりを目指した製品」でもあるという。 なお同社では、2003年度の液晶テレビ出荷台数を前年比2.2倍の300万台程度と予測。そのうち150万台のシェアを目標としている。また、今回のAQUOS CUSTOMと、同時発表の「LC-15L1」を含めると、AQUOSシリーズは計31種類のラインナップになる。
□シャープのホームページ (2003年4月18日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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