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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ケンウッドは、カーオーディオの2003年夏モデルとして、2DINサイズのCD/MDレシーバ3モデルと、サブウーファ1モデルを5月中旬に発売する。各モデルの標準価格は以下の通り。
■ DPX-930WMP
MP3/WMAを記録したCD-R/RWの再生が可能な上位モデル。バージョン1.xのID3タグ表示にも対応し、漢字、ひらがな、カナなどを含めた日本語表示もできる。 ただし、WM9の新コーデック(VBR、Professional、Lossless、voice)には対応していない。MD部はNet MD、MDLP、MDグループ再生が可能。 最大の特徴は、車のキャビンサイズとスピーカーサイズを選択するだけで、自動的に最適な音場設定ができるという「サウンドマネージメントシステム」を搭載したこと。 「サウンドマネージメントシステム」とは、各チャンネルの音楽信号にディレイを設定する「タイムディレイドコントロール」と、フロント・リアのハイパスや、サブウーファのローパス設定を行なう「デジタルクロスオーバーネットワーク」、車内の音響特性に応じて音を調整する「デジタルイコライザー」の3つから構成されており、これらを自動で組み合わせて、「SEDAN」、「WAGON」、「SUV」といった車種ごとに最適な音場を作り出すというもの。なお、自動設定後に手動で微調整もできる。 また、MP3/WMA/MD再生時に、圧縮で失われた音場感を補正する「ソニックエンハンサー」や、ソースとアンプをダイレクトに結ぶ「ピュアダイレクト回路」などを搭載。
さらに、米SRS Labsが開発した音像改善技術「FOCUS」を装備。スピーカーの設置条件から、下がりがちな音像を縦方向に持ち上げ、楽器や声の輪郭を明確にするという。
ディスプレイは、壁紙やアニメーション表示が可能な解像度200×44ドットの「フルドット8階調FL管」を採用。また、上部には「8階調バリアブルカラーFL管」も搭載してており、鮮やかな色彩が楽しめるという。なお、壁紙やアニメーションは専用Webサイトから新しいものを随時ダウンロードし、CD-R/RWディスクを介してレシーバにインストールできる。
■ DPX-730M
上位モデル「DPX-930WMP」との違いは、MP3/WMAファイルの再生に対応しないこと。また、SRSの「FOCUS」や、ディスプレイの壁紙やアニメーションを変更できる「Net Display」機能も省かれている。
そのほかの機能は「DPX-930WMP」と同じで、「サウンドマネージメントシステム」や「ソニックエンハンサー」、「ピュアダイレクト回路」などを搭載している。
■ DPX-630M
スペアナの色をグラデーション的に変化させる「バリアブルカラーFLディスプレイ」を搭載。発光パターンは標準の7パターンに加え、ユーザーが好きな色のパターンを設定することも可能。
DSPを搭載し、コンサートホール、スタジアム、チャーチ、クラブディスコ、リスニングルームなどから音場を選択可能。さらに、7バンドのデジタルイコライザも装備する。また、フロントとリアで独立した9段階のハイパスフィルター機能や、4段階のノンフェーダーローパスフィルター機能を備えた「System E's PRO」も搭載している。
【各モデルの主な仕様】
■ KSC-680DW
最大出力100W×2chのDクラスパワーアンプと、2つのウーファユニットを搭載したチューンナップ・サブウーファーシステム。外形寸法が300×210×61mm(幅×奥行き×高さ)と小型で、ラゲッジスペースだけでなく、シートの下などにも設置できる。
ウーファのユニットは160×80mmの楕円形。ウーファのコーン1つを2つのボイスコイルで駆動しており、小型でも効率の良いドライブができるという。また、本体素材にアルミダイキャストを採用しており、音圧でエンクロージャが共振するのを防いでいる。 【主な仕様】
□ケンウッドのホームページ
(2003年4月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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