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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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カノープス株式会社は、同社製ハードウェアに最適化したビデオ編集ソフト「EDIUS」を5月下旬より発売する。価格は59,800円。なお、8月31日までは、発売記念価格29,800円で販売される。対応OSはWindows 2000/XP。 DVStorm/DVRex-RTシリーズなど同社製のハードウェアに最適化したビデオ編集ソフト。新開発のエンジンを搭載し、高速度かつ高い安定性を保ちながらリアルタイムビデオ編集が行なえる。フルYUVカラー処理をサポートしている。 対応の編集カードは、DVStorm2/DVRex-RT Professional/DVRex-RT。これらのカードが無いとアプリケーションの起動ができない。動作環境はPentium 4 1.7GHz以上。推奨動作環境はPentium 4 2.4GHz以上。Pentium 4のマルチスレッディングやマルチプロセッサをサポートしている。
マルチディスプレイに対応し、片側にプレビューやタイムラインウィンドウ画面を表示、もう片方にエフェクトや素材を集めたビンウィンドウを表示することができる。利用可能トラック数は無制限。 操作性の向上に力点を置いており、キャプチャ時に別のキャプチャツールを立ち上げることなく、タイムラインやビンウィンドウにDVテープからキャプチャできるほか、キャプチャ中にDVのタイムコードやサンプリングレートの変化を検出し、自動分割する機能などを搭載。 また、マウスをジョグシャトル的に利用できる「マウス操作エディティング」を採用。プレビューウィンドウ上で、マウスを右クリックしたまま回転させると、早送り/戻しが行なえる。左クリックしながらマウスを回すことでイン点、アウト点の設定も可能となっており、同社では、「特にタブレットのユーザーなどに最適な機能」としている。 ボイスオーバー(アフレコ)や、オーディオ波形表示、オーディオ/ビデオ分離編集機能などを備えている。また、ソフトウェアMPEGエンコーダ「ProCoder」をプラグイン化した「ProCoder LE」をバンドルし、MPEGやWMV、QuickTime、RealMediaなどの書き出しが可能となっている。タイトル編集ソフトとしてInscriberの「TitleExpress for EDIUS」が同梱され、170以上のテンプレートを利用したタイトルレイヤーの作成が行なえる。また、同社のエフェクトプラグイン「DVXplode Professoinal」からEDIUS用にカスタマイズしたエフェクト「Xplode for EDIUS & EDIUS FX」を収録している。 発表会のデモで利用したEDIUSはα版で、PCはPentium 4 2.2GHzをベースにした「REXCEED MODEL200S」だったが、動作は高速で、安定性とストレスの無い操作性をアピールしていた。なお、製品発売前に、30日間限定の体験版も公開する予定。
□カノープスのホームページ (2003年4月25日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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