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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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アップルコンピュータ株式会社は、HDDオーディオプレーヤー「iPod」の第三世代目となる新モデルを5月9日に発売する。HDDの容量により、10GB「M8976J/A」、15GB「M8946J/A」、30GB「M8948J/A」の3種類が用意され、価格はそれぞれ36,800円、47,800円、59,800円。 従来モデルと異なり、1台でWindowsとMacintoshの両方に対応しており、Mac OS X 10.1.5以降、Windows Me/2000/XPをサポートする。 裏面に2行(最大半角26文字/行)まで、レーザーで文字を入れることができるパーソナライズサービスも、Apple Storeにて2,500円で用意される。
第三世代のiPodは、厚みが15.7mm(30GBモデルは18.7mm)と従来モデルより薄くなり、重量も27g軽い158g(同176g)になった。一方、内蔵バッテリはリチウムポリマー(1,200mAh)から、 リチウムイオン(630mAh)に変更されており、連続再生時間が2時間短い8時間となっている。
従来モデルでは本体に直接FireWire端子を装備していたが、新モデルでは「Dockコネクタ」式に変更された。「iPod Dock M9130G/A」(4,800円)または、専用変換ケーブルでパソコンのFireWire/USB 2.0端子に接続する形式となっている。
iPod Dockはシンクロや充電に使用するほか、オーディオライン出力も装備。なお、15GB、30GBモデルにはiPod Dockが付属する。
MacintoshとはFireWireで、WindowsとはFireWireかUSB 2.0で接続する。なお、USB 2.0には、6月に無償アップデートで対応する予定で、同時に対応ケーブルが2,400円で発売される。 再生対応フォーマットはMP3、WAVに加え、MacintoshではAACにも対応。新機能の「On-The-Go」によりiPod上で直接プレイリストを作成することが可能なほか、各曲にレートをつけることができる。 メインメニューはカスタマイズ可能で、頻繁に利用する機能をトップメニューに移動させることも可能。Auto-Syncモードから音楽再生モードへの切り替えも、「ディスクモードスイッチング」機能により「従来より高速になった」としている。 音楽再生機能以外にも、アドレス帳、カレンダー、To Doリストに加え、3つのゲーム(ソリティア、ブリック、パラシュート)も内蔵。ゲームプレイ時には、iPodの曲をBGMにできる。さらに、テキストファイルを、iPodの液晶で読める「ノートリーダー」も追加された。そのほかにも「スリープタイマー機能」、設定時間にアラームや設定した音楽を再生する「アラームクロック機能」も搭載している。 リモコンも新型になり、15GB、30GBモデルに付属。10GBモデルには、オプションとしてリモコン付きインナーイヤー型ヘッドフォン「M9128G/A」(2,400円)が用意される。 本体には、白色LEDバックライト付き2インチ160×128ドット液晶を搭載。最長25分間の音飛び防止機能を備え、最大出力は30mW×2、周波数特性は20Hz~20,000Hz。付属のステレオイヤフォンは、ネオジウム製トランスデューサーマグネットを採用した直径18mmのドライバを使用している。周波数特性は20Hz~20,000Hz。 15GBモデルと30GBモデルには、iPod Dock、ワイヤードリモコンに加え、「ベルトクリップ付きキャリングケース M9129G/A」(4,800円)も付属する。
□アップルのホームページ (2003年4月29日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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