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ボーズ、自動音場補正が可能な5.1chシステムの低価格モデル
-DVDプレーヤー、チューナも内蔵した完結型


6月10日発売

標準価格:248,000円

連絡先:インフォメーションセンター
     Tel.03-5489-0955


 ボーズ株式会社(BOSE)は、自動音場補正技術「ADAPTiQ(アダプトアイキュー)」を搭載したDVDプレーヤー搭載5.1chシステム「LS-18」を6月10日に発売する。価格は248,000円。

 3月20日に発売された「LS-35」(398,000円)のサテライトスピーカーを、ユニット2個から1個にした下位モデル。DVDプレーヤー、FM/AMチューナを搭載したメディアセンターと、アンプ/サブウーファ部のウェーブガイド・ベースモジュール、サテライトスピーカー5個で構成される。

 最大の特徴は、室内の状況や、視聴位置に合わせて最適な音場を自動で補正する「ADAPTiQ」技術を採用したこと。ヘッドセットマイクとセットアップディスクを同梱しており、ディスクの指示に従って、指定された場所で測定を行なうだけで補正が完了する。なお、全ての信号をデジタル処理するため、元の信号を損なわずに補正ができるという。

 メディアセンター部のデコーダは、ドルビーデジタル、DTSに加え、モノラルやステレオのアナログソースも5.1ch化する独自の「BD(Bose Digital)デコーダ」も搭載。また、MP3ファイルを記録したCD-R/RWの再生もサポートする。

 さらに、6チャンネル分の低音信号を電子回路で位相整合させ、スピーカー間の位相干渉を減らす「ベースパワーサミング」や、どんな音量時でもバランスのとれた再生を可能にする「P.A.P.回路」、低音量時でも台詞を明瞭にする「D.R.C.回路」なども搭載する。

 メディアセンターの外形寸法は400×290×95mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.7kg。音声と映像の入出力はメディアセンターに搭載しており、音声入力は、アナログ/デジタル(同軸/光)×4系統、音声出力はアナログ/デジタル(同軸/光)×1系統を装備。映像入力は、S映像、コンポジットを各1系統。映像出力は、S映像、コンポジットを1系統ずつ用意し、コンポーネント出力にも切り替えられる。

 ウーファ部は13cm口径のユニットを2基搭載。共鳴管の理論を応用したウェーブガイド・ベースモジュールとなっており、能率を維持しながら超低音再生ができるという。なお、べースモジュールは非防磁型。内蔵アンプの定格出力は、サテライト用が20W×5ch、サブウーファ用が90W×1ch。

 サテライトスピーカーは防磁型で、60mm口径のユニットを1基搭載。外形寸法は78×104×78mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1個550g。製品にはリモコンやアンテナ、ケーブル類一式に加え、調整用ヘッドセットとセットアップディスクが付属する。


□BOSEのホームページ
http://www.bose.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.bose.co.jp/information/news/nr_2003051201.html
□製品情報
http://www.bose.co.jp/information/news/nr_2003051202.html
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-新サテライトスピーカー「ジュエルキューブ」も採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030310/bose.htm

(2003年5月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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