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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、データプロジェクタ「シリウスJr.」シリーズの新製品として、無線LAN内蔵のポータブルタイプ「TH-L735NT」と、無線LANを省いたモデル「TH-L735」、さらに業界最薄のモバイルタイプ「TH-LC80」の計3機種を6月20日に発売する。価格は、「TH-L735NT」が648,000円、「TH-L735」が598,000円、「TH-LC80」が468,000円。
■ TH-L735NT/L735 TH-L735NTは、0.9型1,024×768ドットのMLA付き液晶パネルを採用したデータプロジェクタ。無線LAN(IEEE 802.11b)を搭載しており、PCの画面をワイヤレスで投写できる。なお、前モデル「TH-L730NT」でもワイヤレス接続は可能だったが、専用ソフトが改良されており、PCのネットワーク設定をほとんど自動で行なう。同社ではこれを「簡単接続ライブモード」と名付けている。 なお、TH-L735はTH-L735NTから無線LAN機能と、SDメモリーカードスロットを省いたモデルとなっており、外見やそのほかの機能は同じ。光源は200W UHMランプを採用し、明るさは2,600ANSIルーメン。80型の映像を最短2.5mで投写できる短焦点レンズを搭載するほか、水平台形歪補正機能も装備している。 また、映像モードの1つとして「黒板モード」を用意。学校などでスクリーンが用意できず、黒板に投写する場合でも正常な色合いに補正できるという。さらに、出画時に任意のロゴーマークなどを表示する「スタートアップスクリーン機能」や、出画時にパスワードを設定したり、本体操作ボタンを無効にする機能など、いたずらや盗難を防止する機能も搭載している。 映像入力は、アナログRGB入力を2系統装備(1系統をコンポーネントと兼用)。RGB2入力端子は、RGB1に入力された信号のモニター出力端子としても利用できる。ほかにも、S映像、コンポジットを各1系統搭載。音声入力はアナログを1系統用意し、本体に5W×2chのステレオスピーカーも内蔵。制御用にはシリアル端子と、ワイヤレスマウス用のUSB端子を装備する。外形寸法および重量は、248×359×115mm(幅×奥行き×高さ)、4.2kg。
■ TH-LC80
業界最薄となる、厚さ65mmのA4サイズモバイルデータプロジェクタ。同社のTH-LC76/LC56の上位モデルとなっており、本体サイズは297×209×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。 本体サイズと重量はTH-LC76/LC56と変わらず、明るさは1,600ANSIルーメンから2,000ANSIルーメンにアップしている。 本体を薄くするため、「高輝度薄型光学システム」や、「薄型冷却システム」を採用。光源は160WのUHMランプで、0.7型1,024×768ドットの液晶パネルを搭載している。 TH-L735NT/L735と同じく、水平台形歪補正機能や、映像モードの1つとして黒板モードを備える。映像入力は、アナログRGB×2系統(1系統をコンポーネントと兼用)、S映像×1系統、コンポジット×1系統を装備。制御用のシリアル端子と、アナログ音声入力端子を各1系統備えている。
(2003年5月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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