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パイオニア、+R/RW書き込みにも対応したDVD-R/RWドライブ
-MyDVDのアップデートで、VR記録データの編集も可能に


6月中旬発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:テクニカルサポートセンター
     Tel.03-5471-6057


 パイオニア株式会社は、ATAPI内蔵型DVD±RWドライブ「DVR-A06-J」を6月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は約3万円の見込み。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

 書き込み速度はDVD-R 4倍速、DVD-RW 2倍速、DVD+R 4倍速、DVD+RW 2.4倍速、CD-R 16倍速、CD-RW 10倍速。従来モデルの「DVR-A05-J」と比較して、新たにDVD+R/RWの書き込みをサポートしたほか、CD-RWの書き込み速度が向上(従来モデルは8倍速)している。

 同社では自社ブランドの民生用記録型DVDドライブの初代機となる「DVR-A03-J」から、一貫してDVD-R/RWドライブを製造してきていたが、今回DVD+R/RWもサポートすることとなった。+R/+RWサポートの理由について、同社では「DVDの認知度が一般層に広がっていく過程で混乱を避ける必要があると判断したため」としている。

 また、各メーカーのDVD-RWディスクに対するオーバーライト特性を調査し、最適な条件で記録できるシーケンスを適用する「プレシジョン・レコーディング・テクノロジー」を採用。これにより、初期記録特性の品質が向上し、繰り返し記録による特性劣化を抑え、ディスク品質のバラツキによる記録エラーを低減。また、DVD-RWの繰り返し記録特性が約10倍に向上したという。

 さらに、DVD-RWにおいて業界で初めてディストリビューテッド・リアルタイム・ディフェクト・マネージメント(DRT-DM)をサポートし、付属のパケットライトソフト「WriteDVD!」と組み合わせることで、DVD-RW記録の信頼性を図った。

 従来モデルと同様に、信号面の傾斜補正に液晶収差補正素子を採用した「液晶チルト機構」や、本体基板上に搭載していた記録回路を光ピックアップ上に配置する「スマートレーザードライバ技術」により、書き込み性能の安定化を図っている。

 ソフトウェアは、オーサリングソフト「MyDVD」と、ビデオ編集ソフト「ShowBiz」、ライティングソフト「Record Now」、パケットライトソフト「WriteDVD!」、DVDプレーヤー「WinDVD」、バックアップソフト「Simple Backup」が付属する。

 また、6月にMyDVDのバージョンアップ版を提供予定で、これにより、VR記録のディスクの取り込み/編集が可能となるほか、ドルビーデジタル(AC-3)での音声記録が可能となる。

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release391-j.html
□関連記事
【2001年8月23日】パイオニア、自社ブランドでDVD-R/RWドライブを販売開始
-SCSI-2の外付け業務用ドライブもラインナップ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010823/pioneer.htm
【2002年4月9日】パイオニア、DVD-RWフォーマットが1分で完了するDVD-R/RWドライブ
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020409/pioneer.htm
【2002年9月24日】パイオニア、高速記録対応のDVD-R/RWドライブ
―R4倍速、RW2倍速で書き込み可能、対応メディアも発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020924/pioneer2.htm

(2003年5月19日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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