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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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アキュフェーズ株式会社は、ステレオプリメインアンプE-400シリーズの最新モデル「E-408」を7月初旬に発売する。価格は40万円。赤外線リモコン「RC-20」が付属する。 定格出力180W×2ch(8Ω時)のステレオプリメインアンプ。プリ部とパワー部を、機構、回路面ともに内部で分離することにより、セパレートアンプに匹敵するクオリティを実現したという。 プリ/パワー部共に、同社のモノラルパワーアンプ「M-8000」や、ステレオパワーアンプ「P-7000」にも採用された「MCS(Multiple Circuit Summing-up)回路」を採用。E-408のMCS回路は、独立した2個の増幅回路それぞれに同一信号を入力、同様に帰還信号も入力し、増幅後の出力信号を合成している。これにより、SN比や歪み率など、諸特性の向上を図っている。 パワー部には、電流増幅率リニアリティやスイッチング特性に優れた、マルチエミッタ型オーディオ用パワートランジスタを採用。これを3パラレル・プッシュプルで構成し、さらに大型ヒートシンクをとりつけて熱処理に配慮することで、260W×2ch(4Ω)、220W×2ch(6Ω)、180W×2ch(8Ω)の出力を実現している。 増幅回路には位相特性に優れるという「カレントフィードバック回路」を、トーンコントロールには加算型アクティブフィルタ方式のものを採用。内部信号経路のリレーを電子的にコントロールする「ロジック・リレーコントロール」には、金貼り接点を使ったクロスバーツイン方式を使用し、「最短でストレートな信号経路を構成した」という。 電源部は、パワーアンプ用に容量約600VAの大型電源トランスと、容量33,000μFのフィルタ用コンデンサを2個使用。余裕のあるエネルギー供給を実現したという。また、内部にヘッドフォン専用アンプを搭載しており、アウトプット・スイッチでスピーカーへの出力を切ると、メインボリュームでヘッドフォン出力を調整できる。
スピーカーターミナルは、A/Bの2系統を装備。太いケーブルにも対応できる端子を採用するほか、バイワイヤリングにも対応する。入力端子はUNBALANCED×6系統、BALANCED×2系統。録音用出力もUNBALANCEDを2系統備える。 また、同社独自のAAB2インターフェイススロットを2個備え、マルチプルΔΣ方式D/Aコンバータを使用した光/同軸デジタル入力ボード「DAC-10」(50,000円)や、ライン入力ボード「LINE-10」(8,000円)、アナログレコード入力ボード「AD-10」(50,000円)を増設できる。
【主な仕様】
(2003年6月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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