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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、直径206mmの大型ジョグダイヤルを搭載し、「スクラッチ」や「スピン」などの効果が利用できるDJ向けCDプレーヤー「CDJ-1000MK2」を7月中旬に発売する。価格は15万円。 2001年7月に発売された「CDJ-1000」の後継モデル。本体デザインやジョグダイヤルのサイズ、操作パネルのレイアウトなどは前モデルと同じだが、ジョグダイヤルの耐久性や音質の向上、テンポの可変範囲の拡大などの改良が行なわれた。また、スクラッチやテンポコントロールなど、DJパフォーマンス中の音声もデジタル出力が可能になった。 ジョグダイヤルは直径206mmの大型タイプを採用。内部構造を改良したことで、回転の滑らかさや、耐久性が向上したという。前モデル同様、天面にタッチセンサーを内蔵。再生と停止が直感的に行なえるほか、天面を押しながら前後に回すことで「スクラッチ」効果や、スクラッチ中にジョグダイヤルを早く回す「スピン」効果なども利用できる。 音質面では、信号の配線材の抵抗を小さくし、パワー感のある低音を実現。さらに、不要振動を抑えることで、より原音に忠実な再生ができるという。なお、ドライブはスロットイン方式で、CD-R/RWディスクにも対応する。 前モデルでは、±6/10/16/24%の4段階だったテンポコントロール設定に、新たに±100%の「WIDEモード」を追加。さらに、±6%時に0.02%、±10%、16%では0.05%の微調整が可能となり、より正確に曲をミックスできるという。 さらに、ディスクごとに記録できるキューポイント(曲の頭だし)がオンジョグディスプレイ上に表示されるなど、細かな改良も加えられている。なお、キューポイントやループポイントのデータはCD100枚分(CD1枚につき最大10ポイントまで)保存可能。さらに、MMCカードスロットも装備しており、標準で付属する16MBのMMCカードを利用すれば、CD10,000枚分(CD1枚につき最大100ポイントまで)のデータが記録できる。 音声出力端子は、アナログとデジタルを各1系統装備(どちらもRCA端子)。ほかにも、ミニプラグのCONTROL端子を1系統備える。周波数特性は4Hz~20kHz。 S/N比は115dB以上。全高調波歪率は0.006%。外形寸法は、320×370×105mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.2kg
□パイオニアのホームページ
(2003年6月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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