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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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カノープス株式会社は、GRTを搭載したソフトウェアMPEG-2エンコーダ採用のTVキャプチャカード「QSTV10」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は1万円台前半の見込み。OSはWindows 2000/XPに対応する。 QSTV10は、「シンプルだから、使いやすい」というキーワードで展開する、同社の新ブランド「QUOSYS」製品。QUOSYSブランドの第1弾製品として、6月6日にスキャンコンバータ「SSC100」を発表しており、QSTV10はそれに続くもの。
QSTV10には、MTVシリーズと同様にPhilips製ビデオデコーダ「SAA7130HL」、NEC製ゴーストリデューサ「D64031AGJ」を搭載するが、3次元Y/C分離は非搭載。チューナはシャープ製で、ステレオ/音声多重にも対応している。
6月18日発表されたFXシリーズと同じ、MPEG-2からDivXへの変換ユーティリティ「X-TransCoder」と、DivX ProコーデックとMP3コーデックが付属する。ただし、QSTV10はソフトウェアエンコーダ方式のため、DivXへの変換は予約録画が完了した後に実行される。PCへの負荷を監視しながら、録画を最優先してDivXエンコードを行なう。
録画・再生は、MTVシリーズと同じ専用ソフト「FEATHER-X」を使用。MTVシリーズ用リモコン「CRM-1」に対応するほか、タイムシフトや、iEPG予約も可能となっている。ソフトウェアMPEGエンコーダは、MTV800HXと同じインタービデオ製で、キャプチャ解像度は720×480/640×480/320/480/320×240ドット。
MTV800HXとの大きな違いは、QSTV10には拡張性がなくハードウェアMPEGエンコーダなどを追加することができないこと。また、「VideoGate 1000」に直接出力することもできない。 映像入力はS端子と、コンポジットを個別に備え、音声入力はステレオ1系統(RCA)搭載する。また、オーディオ出力はブラケットにステレオミニジャックを装備するほか、内部接続用コネクタも備えている。
Low-Profileには対応していないが、カードサイズは120×107mmで同社製品としては小型になっている。
□カノープスのホームページ (2003年7月9日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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