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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社アイ・オー・データ機器は、GRTや3次元Y/C分離を搭載したTVチューナ内蔵DVエンコーダ搭載PCIカード「GV-ADTV」を8月中旬に発売する。価格は29,800円。OSは、Windows XP/2000に対応する。 GV-ADTVは、同社が2月に発売した、DVエンコーダを搭載したIEEE 1394接続のTVキャプチャBOX「GV-1394TV」のPCIカード版。同種の製品は、6月にカノープスが「DVTX100-HQ」(標準価格29,800円)を発売しているが、大きな違いはGV-ADTVにはIEEE 1394インターフェイス機能も内蔵していること。これにより、TVチューナや外部入力の映像・音声を、単体でPCに取り込むことができる。
GV-1394TVと同じく、DVコーデックLSIには、NECがカノープスと共同開発したDVコーデック機能搭載のIEEE 1394 LSIを採用。長時間のコンバートでも音ずれしない「Locked Audio」機能も搭載する。チューナは松下製、ゴーストリデューサは10Tapsまで対応するNEC製。ビデオデコーダもNEC製で変更されておらず、10bit A/D変換に対応し、さらに3次元Y/C分離、3Dノイズリダクション、画質補正機能、デジタルAGC機能なども内蔵する。 GV-1394TVとの最大の違いは、新たにOKI製ノイズリダクションIC「ML87V2104」も搭載したこと。NEC製ビデオデコーダだけでは、3次元Y/C分離と3Dノイズリダクションは同時に使用できない制限があるが、ML87V2104を併載したことにより同時に適用できるようになった。また、ML87V2104の動き補償機能により「残像を抑えたなめらかな画像を実現した」としている。 外部入力として、コンポジット(RCA)、S映像、ステレオ音声(RCA)を装備。IEEE 1394端子はブラケットに4pinを1つ、基板上に6pinを1つ備える。 付属ソフトはGV-1394TVと同じで、TV録画・視聴ソフトはオリジナルの「DigitalTV Recorder」。 DV形式(AVI/AVI 2.0)のほか、MPEG-1/2とWMVでのリアルタイム録画にも対応する。MPEGエンコーダはLigos製。再生機能には、デインタレースフィルタも装備。そのほかに独自ソフトとして、iEPG対応予約録画ツール「Channel Manager」や、データ管理・MPEGエンコードツール「MediaSink」、チャンネル切り替えツール「Channel Commander」も同梱する。 また、DVDオーサリングソフト「DVD MovieWriter SE 2.0 with AC-3」もバンドルされ、リアルタイムにDVDに録画することも可能。ソフトウェアDolby Digital Consumer Encoderも搭載しており、ドルビーデジタル2ch音声のDVDビデオ作成も行なえる。そのほかにも、動画編集ソフトとして「VideoStudio 6 SE」も付属する。
□アイ・オーのホームページ
(2003年7月28日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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