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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、無線LANやルータ機能を搭載した160GB HDD内蔵ビデオレコーダ「TransCube 20(PATRC020)」を8月9日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後の見込み。
2002年6月に発売した「TransCube 10」と比べ、外形寸法が119×357×258mm(幅×奥行き×高さ)/重量約3.8kg(Transcube 10:104×319×219mm/約3.1kg)と、筐体が一回り大きくなったほか、HDD容量が80GBから160GBに倍増した。 また、IEEE 802.11bに加え、付属の外付けアクセスポイントによりIEEE 802.11aにも対応。入出力端子なども追加されており、共通のデザインイメージを保ちつつもハードウェア的には一新されている。 従来モデルと同様に、テレビチューナを搭載し、単体ビデオレコーダとして動作するほか、Ethernet(100BASE-TX)または、無線LAN(IEEE 802.11a/b)により、付属のアプリケーション「LIVE MEDIA for TransCube V2」を介してパソコンと接続することも可能。IEEE 802.11aの無線LAN PCカードも同梱される。オーディオ/ビデオをテレビに出力するほか、ネットワーク接続されたPC2台の合計3台までの同時出力に対応する。
録画予約は時間指定予約のほか、パソコンを利用したiEPG予約にも対応。また、映像信号を自動検出して録画を開始する「入力自動録画機能」も備える。録画モードは下表の4モード。
追っかけ再生や、再生画面の中にTV放送を表示する「ピクチャ・イン・ピクチャ機能」も搭載。また、PCカードスロットや、SDカードスロットも内蔵し、デジタルカメラの画像をTransCube上に取り込むことも可能(最大10,000枚)。パソコン用のデータストレージ領域として5GBが確保されており、ファイルサーバーとしても利用できる。 さらにPC上のMP3ファイルを転送し、オーディオジュークボックスとしても使用可能(最大2,000曲)。対応フォーマットはMP3のみ。 また、IPマスカレードやDCHPサーバー、パケットフィルタなどの基本的なルータ機能を搭載するほか、IPv6にも対応。PPTPやIPSecといったVPN機能も搭載している。 Ethernetは、1ポートのWAN、2ポートのLANを装備。入出力端子は、アンテナ入出力や、S映像入力×2、コンポジット入力×2、S映像出力×1、コンポジット×1、音声入力×2、音声出力×2を装備する。消費電力は37W(ルータモード時19.8W)。 □東芝のホームページ (2003年8月7日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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