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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社デノンは、216MHz/12bitビデオDAC搭載のユニバーサルプレーヤー「DVD-A11-N」を9月上旬より発売する。価格は28万円。 DVDビデオ/オーディオ、SACDに対応し、同社のユニバーサルプレーヤーとしては最上位機種となる。CD-R/RWやMP3 CDのほか、ピクチャーCDなどのJPEG表示にも対応する。 映像面では、ビデオDACに216MHz/12bitビデオDACを採用。また、ファロージャのプログレッシブコンバータを搭載し、ビデオ/フィルム素材の混在ソースでも最適なプログレッシブ変換が行なえる。また、スーパーサブエイリアスフィルターを搭載し、DA変換後のビデオ信号の不要帯域信号成分を遮断、折り返しノイズを除去でき、解像度の高い映像が実現できるという。 3次元ノイズリダクションや、ブロックノイズリダクション、モスキートノイズリダクションを装備。また、クロスカラー除去回路も搭載している。コントラスト、シャープネス、クロマレベル、ノイズリダクションなど15項目の画質調整機能を備え、設定を5種類まで記憶可能。 オーディオ回路は、全チャンネルに独自のアナログ波形再現技術「AL24 Processing Plus」を搭載し、CD/DVDオーディオでも24bitクオリティの再生が可能。まだ、SACDプレーヤー「DCD-SA10-N」の開発技術を投入したDACを搭載し、24bit/192kHz、1bit/2.822MHzに対応する。 周波数特性は、DVD時2Hz~88kHz(サンプリング周波数192kHz)/2Hz~44kHz(96kHz)/2~22kHz(48kHz)。SACD時2Hz~100kHz、CD時2Hz~20kHz。SN比は120dB(CD/DVD)、ダイナミックレンジは110dB。 2chオーディオ再生時に、SACD系(DSD)とDVD/CD系(PCM)の再生回路を独立して割り当てる回路構成を採用。それぞれのソースに合わせた最適な再生が可能という。ビデオ回路の干渉を抑えるピュアダイレクトモードも搭載。また、SACDのディレイ設定も可能になっている。
映像出力端子は、コンポーネント2系統(BNC×1/RCA×1)、D2×1、S映像×2、コンポジット×2に加え、DVI-D出力を搭載する。DVI-DはHDCPに対応するが、「DVD Copy Control Association」の現在の規格上では、DVIからDVDの画像を出力することを認めていないため、発売時点においては、DVI端子を利用することはできない。同社では、規格承認がおり次第アップグレード対応を行なうとしている。 音声出力は、Ethernetケーブルでマルチチャンネルデジタル伝送が行なえる「DENON LINK」1系統と、同様にマルチチャンネル伝送が行なえるIEEE 1394 2系統、光デジタル/同軸デジタルを各1系統、アナログ5.1ch出力 1系統、アナログ2ch 1系統を装備する。コントロール端子としてRS-232Cも備えている。 消費電力は45W(待機時約1W)。外形寸法は、434×434×139mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.3kg。 □デノンのホームページ (2003年8月8日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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