◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
松下、「Tナビ」対応の地上デジタルチューナを9月1日に発売
-予想価格は7万円前後、録画機と連携可能なIrシステムも装備


TU-MHD500
9月1日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:お客様ご相談センター
     Tel.0120-878-365


 松下電器産業株式会社は、インターネット接続サービス「Tナビ」にも対応した地上デジタルチューナ「TU-MHD500」を9月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後と見られる。

 地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル放送の受信が可能なデジタルチューナ。発表は7日のソニー製「DST-TX1」(10月21日発売)に1日遅れたものの、発売予定日は9月1日と、今のところ最も早い。

 EPG(電子番組表)も3放送に対応し、表示チャンネル数を3/5/7/9チャンネル分を選択できる。付属のIrシステムを使い、ビデオデッキなどへの連動録画予約も可能。同社のDIGAシリーズの場合、番組タイトルも同時記録できる。

本体は既存の同社製デジタルチューナより10mm薄くなった Ethernetは「Tナビ」への接続に使用する

 加えて、背面にはEthernet端子(10Base-T)を備え、家庭用テレビ向けのインターネットサービス「Tナビ(ティーナビ)」への接続機能も搭載する。

 Tナビは、同社のeネット事業本部が展開する情報サービスで、ADSLなどのインターネット常時接続環境を想定し、チケット情報、レストラン情報、地図情報などの生活情報サービスを楽しむことができる。現在、26サービスが提供されており、同社のCRTテレビ「D30シリーズ」(TH-36D30T、TH-32D30T)でのみ利用が可能。

 リモコンの左側には地上/BS/CS110度の切り替えボタンを設け、チャンネルボタン操作時に切り替えボタンが点滅する。また、信号送信部(LED)をリモコン背面にも配置し、データ放送での操作時にも配慮した。主要ボタンのサイズも従来機「TU-BHD300」に比べて大型化している。

リモコン先端に加え、背面にも発信部を設置

 外形寸法および重量は、280×292×57mm(幅×奥行き×高さ)、1.7kg。従来機に対し高さを10mm低くしている。映像出力は、D4×1、S2映像×2、コンポジット×2。そのほか、i.LINK×2、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×2を装備する。

※写真は試作機です。

【主な仕様】

  • アンテナ入力:地上デジタル、BS/110度CS-IF
  • i.LINK:2系統
  • 映像出力:D4×1、S2映像×1系統2端子、コンポジット×1系統2端子
  • 音声出力:光デジタル×1、アナログ2ch×1系統2端子
  • その他入出力:Ethernet、モジュラ、Irシステム
  • 消費電力:15W(電源OFF時約0.2W、機能待機時約12W)
  • 外形寸法:280×292×57mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:1.7kg
□松下電器のホームページ
http://matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030808-3/jn030808-3.html
□製品情報
http://panasonic.jp/tv/
□関連記事
【8月7日】ソニー、初の地上デジタルチューナを10月21日に発売
-i.LINKを2系統装備。予想価格は8万円前後
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030807/sony.htm
【4月17日】松下、地上波EPG搭載36/32型BS/110度CSデジタルテレビ
-デジタルテレビ向けネットワークサービス「Tナビ」に対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030417/pana.htm

(2003年8月8日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.