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ソニー、初の地上デジタルチューナを10月21日に発売
-i.LINKを2系統装備。予想価格は8万円前後


DST-TX1
10月21日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーは、チューナ単体製品としては初の発表となる地上デジタル放送用チューナ「DST-TX1」を10月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後と見られる。

 DTS-TX1は、地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタルの各放送を受信できるハイビジョンチューナ。データ放送にも対応する。D4出力端子とコンポーネント出力端子を各1系統搭載し、地上デジタル放送やBSデジタル放送のハイビジョン映像を出力できる。

 対応信号は、480i/480p/720p/1080i。EPG(電子番組表)にも対応し、ビデオデッキや同社製DVDレコーダーなどとのAVマウスを使った連携動作にも対応する。

 番組検索は、「ジャンル/キーワード検索」、「他チャンネルリスト」機能を搭載。キーワードではフリーワードを入力できる。他チャンネルリスト機能は、裏番組を検索する機能。

 また、2系統のi.LINK端子も備えており、2001年12月発売のHDDユニット「VRP-T1」との接続に正式対応。地上/BS/110度CSデジタル放送の録画が行なえる。加えて、MICROMVカメラ「DCR-IP220K」などの接続にも対応する。

 本体背面にはEthernet端子も装備。地上デジタルでは双方向番組も予定されており、電話回線に加え、Ethernetも使用できる。ただし、具体的な放送内容は決定していない。

 付属のリモコンにはジョグダイヤルを搭載し、EPGやメニュー項目などの縦スクロール操作のほか、押し込むことで決定動作も可能。また、ジョグダイヤル脇のツールボタンにより、状態に応じたナビゲーションが得られるという。

 外形寸法は、430×287×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.6kg。筐体に光沢塗装を施し、「高級感あるスタイリッシュなデザインを実現した」としている。

【主な仕様】

  • 受信周波数:地上 90~770MHz、BS/CS 950~2,150MHz
  • アンテナ入力:地上RF、BS/110度CS IF 各1系統
  • アンテナ出力:地上RF 1系統
  • i.LINK:2系統
  • 映像出力:コンポーネント×1、D4×1、S1映像×2、コンポジット×2
  • 音声出力:光デジタル(AAC/PCM)、アナログ2ch×2系統
  • その他入出力:AVマウス出力、コントロールS入力、モジュラ、Ethernet(100Base-TX/10Base-T)
  • 消費電力:約21W(待機時約0.3W)
  • 外形寸法:430×287×65mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:約3.6kg
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200308/03-0807/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011106/sony.htm

(2003年8月7日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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