マランツ、初のTruSurround Headphone搭載6.1ch AVアンプ －68,000円のミドルクラス

PS5400

9月上旬発売 標準価格：68,000円 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.03-3719-3481

　日本マランツ株式会社は、初めてTruSurround Headphone機能を搭載したミドルクラス6.1chアンプ「PS5400」を9月上旬に発売する。価格は68,000円。

背面

　PS5400は、定格出力110W×6ch(6Ω)、実用最大出力150W×6ch(6Ω)のAVアンプ。ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジック II、DTS、DTS-ES、Neo：6、DTS 96/24、AACなどのデコードに対応する。

　また、Circle Surround 5.1を6.1ch化した「Circle Surround II」も装備している。MUSIC/CINEMA/MONOの各モードに加え、「TruBass」、「SRS Dialog」なども搭載する。DSPにはCirrus Logic製の32bit「CS49400」を採用。サウンドスクリーンを使用するため高域を強調した映画ソースに対し、ホームシアター環境との差異を補正する「HT-EQ(ホームシアターイコライザー)」も装備する。

　さらに、ヘッドフォンでマルチチャンネルを楽しめるという「TruSurround Headphone」を世界で初めて搭載した。「長時間でも疲れない、覆い包むよう音場を作り出す」としている。モノラルやステレオソースにも効果があるという。

　上位機種同様、全チャンネルに電流帰還型アンプを採用。また、大容量の電源トランスとブロックコンデンサを搭載している。DAコンバータはCirrus Logicの192kHz/24bit。

リモコン

　入出力は、コンポーネント入力×2、S映像入力×5、S映像出力×2、コンポジット入力×5、コンポジット出力×2、同軸デジタル音声入力×2、同軸デジタル音声出力×1、光デジタル音声入力×2、光デジタル音声出力×1、アナログ6.1ch入力×1、アナログ6.1ch出力×1、アナログ2ch入力×9、アナログ2ch出力×4を装備。

　また、モニター出力として、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統備える。スピーカー端子は全チャンネルとも大型スクリュー式ターミナルを採用する。

　外形寸法は440×463×162.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.5kg。プリプログラムシステムリモコンが付属する。

□マランツのホームページ
(8月22日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.marantz.co.jp/
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(2003年8月22日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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