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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、独自の高画質化システム「ベガエンジン」や、スーパーファインピッチFDトリニトロン管を採用したハイビジョンテレビ3機種を10月10日に発売する。価格はすべてオープンプライス。型番と画面サイズ、店頭予想価格は以下の通り。
地上/BS/110度CSデジタルチューナ、地上アナログダブルチューナを搭載したCRTテレビ。3モデルの違いは画面サイズ、本体サイズ、重量のみで、機能的な違いはない。 地上デジタル放送に対応したデジタル放送用の1チップデコーダを新たに開発。デジタルハイビジョン放送の30MHz映像帯域に対応する映像出力回路も搭載しており、ハイビジョン映像にフル対応した信号処理が可能。 また、独自の高画質化LSI「ベガエンジン」を改良し、精細感の向上やノイズの低減を実現。信号入力部に配置される「CCP2」回路のサンプリング特性を向上させ、純度の高いコンポーネント映像信号を生成。高画質化技術「DRC-MF V1」で入力信号をハイビジョンに迫る高密度信号に作り換え、「MID-XU2」ブラウン管に適した画質へ変換し、出力するという。 ブラウン管にはセンターピッチを細密化し、水平方向のスリット本数を従来比で約6割向上した「スーパーファインピッチFDトリニトロン」を採用。コーナーピッチも高精細になっており、画面の隅々までクリアな映像が表示できるという。 同時発表されたプラズマベガ、液晶ベガと同じく、メモリースティックのスタンダードとDuoサイズに対応したスロットを装備。デジタルカメラや携帯電話でメモリースティックに記録した静止画をテレビで表示するほか、メモリースティックへテレビ番組(地上アナログ放送のみ)を録画する「メモリースティックスタジオ」にも対応している。 また、放送の選択肢が増加し、メモリースティック関連の機能が追加されるなど、複雑化する操作を簡単に行なうため「ベガゲート」を搭載。付属リモコンに搭載された専用ボタンを押すと、「テレビ放送をみる」、「ビデオをみる」、「音楽をきく」、「録画する」など、わかりやすい言葉を使ったメニューが表示され、誰でも目的の操作が行なえるという。 内蔵スピーカーは、4×12cmミッドレンジスピーカー2本、5cm丸型ツイーター2本、12cm丸型ウーファ(7.5リットルBOX)の「3D5スピーカー」仕様。ツイータとミッドレンジ、ウーファが別々のアンプで駆動されるマルチアンプシステムとなっており、総合出力は30W。5.1chシステムのセンタースピーカーとしてテレビ内蔵のスピーカーを利用できる「TVセンタースピーカー機能」も装備している。 本体は曲線を盛り込んだデザインを採用。表面には光沢塗料を使ったピアノフィニッシュを採用している。
□ソニーのホームページ
(2003年8月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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