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◇ 最新ニュース ◇
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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ヤマハ株式会社は、AVアンプのフラッグシップモデル「DSP-Z9」を11月上旬より発売する。価格は50万円。 「DSP-Z9」は、同社のフラグシップモデルとなるAVアンプ。7ch/各170W(定格)ハイパワーアンプと、プレゼンス(フロントエフェクト)用2ch/各50W(定格)パワーアンプを搭載し、総合定格出力は1,290W。 ピュアオーディオ再生の高音質化を目指し、CDプレーヤーなどの2chアナログ音声用の2chピュアダイレクト端子や、DVDプレーヤーなどの5.1cアナログ音声用のマルチチャンネルピュアダイレクト入力端子を搭載。アナログ接続のオーディオ信号をデジタル処理回路をバイパスし、最高の音質で再生するという。また、デジタル入力に対してもAD変換時のサンプリング周波数を従来の48kHzから96kHzに高めて、高音質化を図っている。オーディオDACはバーブラウン製の192kHz/24bit DACを全11ch分搭載する。 さらにセパレート構造シャーシの採用や、信号経路の最短化、バランス信号伝送によるノイズの低減、オーディオ再生時のビデオ回路やDSP回路の停止、FLディスプレイ消灯、TAOC製制震レッグの採用などで高音質化を図ったという。 i.LINK端子を2系統搭載し、SACDのDSD信号やDVDオーディオ信号をデジタル伝送可能。A&Mプロトコル(Audio & Music Data Transmission Protocol 2.0)に対応し、このプロトコルに対応した機器を接続できる。特にSACDの場合、DSDデータのままダイレクトにD/A変換するDSDダイレクトモードとPCMに変換後DSPで音場補正を行なうモードが選択できる。 独自の音場創造技術「シネマDSP」を高精度、高機能化した「HDシネマDSP」を搭載。32bit LSI「YSS-930」8基など、最新デバイスを搭載し、処理能力を現行フラッグシップモデルの「DSP-AZ1」比で約6倍に向上させたことで、シネマDSPサラウンドプログラムの初期反射音数も約3倍に高密度化された。そのため、DVDオーディオなどの96kHzサンプリング信号に対してもダイレクトにDSP処理が行なえるようになり、臨場感やリアリティを向上させたという。 「CONCERT HALL」や「MOVIE THEATER」などHDシネマDSP処理能力を生かした53のサラウンドプログラムを搭載。ドルビーデジタル EXやDTS-ES、DTS 96/24などのほか、先日ドルビーより発表されたステレオ/5.1chを7.1ch化する「ドルビープロロジック IIx」のデコードも可能となっている。また、THX Ultra 2規格に準拠している。 独自の音場自動補正機能「YPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)」も搭載。専用設計のマイクと、内蔵の10バンドパラメトリックイコライザにより、スピーカーワイヤリングや、サイズ、距離、周波数特性、チャンネル間レベルなどを最適化、視聴環境に最適な音場設定を行なえる。 また、コンポジット、S映像、コンポーネント(D5/同軸)の各映像信号を相互にモニター出力できる3方向ビデオコンバージョン機能や、480iから、480p/720p/1080iへのアップコンバート機能などを搭載。ビデオコンバータ内にはTBCや3次元Y/C分離回路、3次元ノイズリダクション、ファロージャDCDi、アナログデバイセス製ビデオエンコーダなどの高画質化回路を備えている。 また、GUIも一新され、ビデオ表示LSI「YGV619」を利用したアシストGUIを採用。基本操作に加えて、詳細な音質調整や画質補正などもOSDを見ながら感覚的に操作できるという。64キーの照光学習リモコンのほか、GUI操作用のリモコンも付属する。
【主な仕様】
□ヤマハのホームページ (2003年9月4日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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