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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、Net MD対応のポータブルMDレコーダ「IM-DR80」を9月18日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は37,000円前後の見込み。カラーリングは、シルバー(-S)、レッド(-R)、ブラック(-B)の3種類を用意する。 PCからATRAC3の音楽データを高速転送できるNet MDに対応したポータブルMDレコーダ。MDLPにも対応し、アンプ部には独自のモバイル1ビットデジタルアンプを搭載。左右のチャンネルを独立分離させた4極プラグタイプのインナーイヤー型ヘッドフォンを採用している。 最大の特徴は、USB、光デジタル/アナログ入力を各1系統、アナログ出力を2系統装備したクレードルタイプの「マルチリンクステーション」が付属すること。本体を置くだけで充電やPCとの接続が可能なほか、ステレオミニ入力を持つアクティブスピーカーなどと組み合わせて、手軽に音楽を楽しむことができるという。なお、マルチリンクステーションには液晶画面と操作キーを装備しており、再生/停止のコントロールや、編集なども行なえる。
リモコンは、カナ/英数に加え、漢字/かな表示にも対応。さらに、マイク録音の操作がリモコンから行なえる「録音キー」を新たに搭載。液晶はバックライトを搭載し、スリムで握りやすいデザインを採用したという。 ATRACデコーダは24bit。最大約160秒(LP4時)の音飛びガードメモリや、重低音レベルを3段階から選択できるデジタル方式の「X-BASS」を採用。特殊再生機能として、再生スピード-30/-20/-10/+5/+15%に可変できる「再生スピードコントロール」機能や、イントロ、ランダム、ランダムリピート再生機能などを装備。さらに、任意の曲をディスク毎に最大10曲まで指定できる「お気に入り再生」機能も搭載する。 バッテリはニッケル水素充電池で、付属の単3電池ケースとの併用も可能。充電池のみの場合、再生時間は約42時間、録音時間は約15時間(ともにLP4時)。単3電池ケース(アルカリ乾電池1本)と付属充電池併用時の再生時間は約122時間、録音時間は約40時間(同LP4時)。充電時間は約3.5~5.5時間。ATRAC用のLSIと高次ΔΣ変調回路を1パッケージ化したことで、長時間駆動を実現したという。 本体の入出力端子は、マイク入力、ヘッドフォン/リモコン兼用端子を各1系統装備。外形寸法は80.1×72.6×16.6mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約120g(充電池含む)。Net MD対応ソフト「BeatJam」の対応OSは、はWindows 98 SE/Me/2000/XP。
なお、ヘッドフォンは同梱する4極プラグ対応のインナーイヤー型だけでなく、通常の3極プラグタイプも利用可能。また、4極プラグ対応製品として、耳掛け式ヘッドフォン「HP-MD1/2」(各3,300円)に加え、耳掛け式インナーイヤー型の「HP-MD90-B」(15,000円)、耳栓型「HP-MD33-S」(3,800円)が新たに発売される。 「HP-MD90-B」には、ハウジング部とシステムチューニングされた16mm径のユニットを搭載。角度調整可能なアルミ製の耳掛け部を採用し、専用のキャリングケースが付属する。 「HP-MD33-S」は、9mm径の小型ユニットを搭載。音もれしにくい耳栓型となっており、耳に合わせてS/M/Lの3サイズのシリコンゴム製イヤーピースを付属する。
□シャープのホームページ
(2003年9月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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