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日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は9日、ホームシアター向けプロジェクタ用の3チップ式「HD2」を発表した。また、米Texas Instruments(TI)は、米国で開催した展示会「CEDIA 2003」で、BARCO、Digital Projection International、InFocus、Marantz、RUNCO、SIM2 Multimediaが年末、または近日中に発売する新製品に採用されると発表した。 HD2はホームシアター高級機に搭載される1,280×720ドット、アスペクト比16:9のDLP素子。従来同社の方針は、3板式DLPは映画館のデジタル上映などの業務用、家庭用は単板DLPと明確に市場を区別していた。今回の発表により、HD2を使った3板式DLPプロジェクタがホームシアター市場に投入されることが明確になった。 現在の民生用機はDLP素子1基を用い、カラーホイールで投影光を着色していた。そのため、原理上避けられない「カラーブレーキングノイズ」などを知覚する利用者も多い。3チップではこうした問題が解決できるため、今後は民生機分野でも高級機においては3チップ化が進むと思われる。 TIのDLP事業部コマーシャル・エンターテイメント製品ビジネス・ディベロップメント・マネージャ、ウェイン・レイノルズ氏は「ホームシアターに適したHD2と3チップ式を統合することで、ほかでは真似のできないホームエンターテイメント体験が可能になる」とコメントしている。
□TIのホームページ(英文) (2003年9月9日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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