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マランツ、216MHzビデオDAC搭載のユニバーサルプレーヤー
-HDCP対応DVI-D出力も搭載


DV-12S2
9月発売

標準価格:30万円

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 日本マランツ株式会社は、SACDやDVDオーディオ/ビデオ対応のユニバーサルプレーヤー「DV-12S2」を9月に発売する。価格は30万円。

 「オーディオプレーヤーの延長として開発した」というユニバーサルプレーヤー。SACD、DVDオーディオ/ビデオ、音楽CD、ビデオCD、SVCD、CD-R/RWの再生に対応し、未ファイナライズのCD-R/RWも再生可能。MP3ファイルの再生もサポートしている。また、VRモードで記録したDVD-RWディスクも再生できる。

背面 内部構造

 全チャンネルに192kHz/12bitのCirrus Logic製オーディオDAC「CS4392」や、独自の高速電圧増幅回路「HDAM」を搭載。電源回路にはショットキーバリアダイオードやOFC極太ケーブルを使用するなど、音質にこだわったパーツを採用。「SACDの特徴である空間表現を高次元で実現した」としている。SN比は125dB(DVDオーディオ)。

アルミパネルのリモコンが付属する

 プログレッシブ表示が可能で、さらにPALのプログレッシブ表示にも対応する。PALプログレッシブへの切り替えは前面パネルの専用ボタンで行なう。

 映像DAコンバータは「現在最高水準」(同社)という216MHz/12bit。発表済みの製品では、デノンの「DVD-A11」、パイオニアの「DVR-710H」に続く搭載となる。また、折り返しノイズを低減するというAnalog Devicesの「NSV(Noise Shaped Video)」技術にも対応している。

 映像出力はHDCP対応DVI-D×1、コンポーネント×1、D2×1、S2映像×1、コンポジット×2。ホームオートメーションコントローラとの連携を可能にするRS-232C端子も装備する。HDCP対応DVI-Dは、承認され次第アップグレードで対応する予定。音声出力は同軸デジタル、光デジタル、アナログ5.1chを各1系統、アナログ2chを1系統搭載する。

 シャーシには低インピーダンス化や電位安定化を見込める銅メッキを施し、電源部は独立でレイアウト。マルチチャンネル出力端子間には、ノイズ対策のため銅プレートを配している。そのほか、アルミ無垢インシュレータ、アルミパネル付きリモコンなどを採用。外形寸法および重量は458×393×110mm(幅×奥行き×高さ)、12.1kg。

購入先着300名にオリジナルDVDをプレゼントする
 なお、DV-12S2の発売と同社の創業50周年を記念し、購入者のうち先着300名にオリジナルDVD「マランツ50th Anniversary」がプレゼントされる。

 マーカス・ミラーやロビン・フォード&ザ・ブルーラインの演奏を収めた音楽DVDで、音声はPCM、ドルビーデジタル5.1chで収録している。

□マランツのホームページ
http://www.marantz.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.marantz.co.jp/ja/anounce/mz/20030910.html
□製品情報(PDF形式)
http://www.marantz.co.jp/arch/news/dv12s2.pdf
□関連記事
【3月11日】マランツ、DVI-D搭載SACD/DVDオーディオ/ビデオプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030311/marantz1.htm

(2003年9月10日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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