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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社デノンは、高さ80mmの薄型筐体を採用したAVアンプ「AVR-770SD-S」と、DVDプレーヤー「DVD-770SD-S」を10月中旬に発売する。さらに、組み合わせを想定した5.1chスピーカーセット「SYS-T3L-M」と、「SYS-C3L-M」も同時にリリースされる。なお、スピーカーセットは単品での販売も行なわれる。各製品の品番や価格は以下の通り。
■ AVアンプ「AVR-770SD-S」/DVDプレーヤー「DVD-770SD-S」
「AVR-770SD-S」は、薄型筐体を採用し、高品位なデザインを採用したというAVアンプ。フロントパネルやボリュームノブにアルミ素材を使用し、表面にシルバーアルマイト加工を施している。また、ディスプレイ部はハーフミラー仕様となっている。 パワーアンプ部の最大出力は100W×6ch。Analog Devicesの32bit DSP「Hammer Head SHARC」を採用している。ドルビーデジタルEX、DTS-ES、AAC、DTS 96/24、ドルビープロロジック IIデコーダを搭載。さらに、フロント2chだけでサラウンド再生ができるというドルビーバーチャルスピーカー(DVS)機能や、ドルビーヘッドフォンも装備している。 ほかにも、6種類の独自DSPサラウンドモードを搭載。各種設定を容易にするOSD機能や、ビデオコンバージョン機能も搭載する。音声入力はアナログ5系統、光デジタル3系統、同軸デジタル、アナログ6ch入力を各1系統装備。音声出力は、アナログ2系統、光デジタル、スーパーウーファ用プリアウトを各1系統備える。 映像入力はコンポジット、S映像を各4系統、D4入力を2系統用意。映像出力はコンポジット、S映像を各2系統、D4端子を1系統備える。外形寸法は、幅434×380×80mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.8kg。システムリモコンが付属する。 「DVD-770SD-S」は、「AVR-770SD-S」同様高さ80mmのスリムな筐体を採用したDVDプレーヤー。使われている素材や表面仕上げも「DVD-770SD-S」と同じで、組み合わせての使用を想定している。 D2映像出力を装備し、プログレッシブ再生に対応。高精度のビデオデコーダとビデオ用DACを搭載することで、細部にわたるまでキレの良い、くっきりとした映像を実現したという。 DVDビデオ、音楽CDに加え、MP3/WMA形式で記録したCD-R/RWディスクの再生にも対応。特殊再生機能として、2倍/4倍のズーム再生や、スロー、リピート、ランダム、プログラム再生にも対応する。 映像出力は、コンポジット、S映像、D2映像を各1系統用意。音声出力は、光デジタル、アナログ音声を各2系統装備する。外形寸法は434×360×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。
■ 5.1chスピーカーセット「SYS-T3L-M/SYS-C3L-M」
「SYS-T3L-M」は、フロア型の2ウェイトールボーイスピーカー「SC-T3L-M」4本と、2ウェイのセンタースピーカー「SC-C3L-M」、アクティヴサブウーファ「DSW-3L-M」で構成される5.1chスピーカーセット。 フロント/リア/センタースピーカーのエンクロージャにアルミ押し出し材を使用。スリムなエンクロージャながら、厚さ3mmのアルミ材を使うことで、十分な内容積を確保したという。また、エンクロージャの上下をMDF材で挟むハイブリッド構造を採用。独特の響きを持った再生音を実現したという。 ユニットのサイズと数量は、フロント/リア/センター共通で5.7cm径のウーファを2基、90kHzまで再生可能な1.9cm径のスーパーツイータを1基、それぞれ搭載。デュアルウーファは独自の「P.P.D.D.」(Push-Pull Dual Driver)方式で駆動され、歪みの少ない、高品位な低音を再生するという。 サブウーファのユニットは16cm径。ダンピング効果に優れるという特殊ゴムエッジを採用。ソースに忠実な再生音を実現するという「LF DIRECTモード」も搭載してる。 SC-T3L-Mの外形寸法は232×220×932mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1台4kg。SC-C3L-Mの外形寸法は210×160×72mm(同)、重量は1台1.1kg。DSW-3L-Mの外形寸法は232×395×452mm(同)、重量は11.2kg。 「SYS-C3L-M」は、SYS-T3L-Mの下位モデル。フロント/センター/サブウーファはSYS-T3L-Mと同じだが、リアスピーカーが2ウェイ・ブックシェルフ型の「SC-A3L-M」となる。 SC-A3L-Mのエンクロージャ素材や、MDF材とアルミを組み合わせた構成は、SC-T3L-Mなどと同じ。搭載するユニットも共通のもので、5.7cm径のウーファを2基、1.9cm径のスーパーツイータを1基搭載する。外形寸法は70×160×210mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1台1.1kg。
■ ラック「ARC-3L」 シルバー塗装仕上げの側支柱や、マットフィル貼強化ガラスを採用したAVラック。上記シアターシステムとの組み合わせを想定しており、中央上部にセンタースピーカー(SC-C3L-M)などが設置できる。 棚板は1枚で、上下に30mm移動可能。外形寸法は1,000×470×505mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は30kg。搭載可能重量は天板が40kg、底板が30kg、棚板が15kg、全体が85kgとなっており、キャスターが付属する。
□デノンのホームページ
(2003年9月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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