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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ケンウッドは、オリジナル音楽圧縮フォーマットによる保存・再生が可能なHDDカーナビゲーション「HDX-710」を10月下旬に発売する。価格は25万円。 2002年10月発売のHDDカーナビゲーション「HDX-700」の後継機。HDD容量を16GBから20GBに拡張し、新たにカーナビゲーション用ココセコムの接続が可能になった。 また、音楽再生機能については、電気回路の設計変更などにより「音質を大幅に向上させた」という。サイズは1DINで、ディスプレイは7V型ワイドTFTのフル電動「Zactionメカ」。VICSビーコンレシーバも内蔵する。 カーナビ対応ココセコムは、セコム株式会社とケンウッドの共同開発によるもの。カーナビ対応版の特徴は、カーナビゲーション上からココセコムを操作できること。ココセコムで自動車の不正な移動を監視し、移動が行なわれた場合は携帯電話の電波でオペレーションセンターに異常を送信、センターからオーナーに電話で連絡が届く仕組み。さらに車の位置を検索し、要請があれば現場急行サービスも行なう。 また、HDD容量の増加に伴い、ユーザー領域も2GBから6GBに拡張された。HDDへのファイル転送はメモリースティックで行なう。デジタルカメラなどで作成した画像の保存・表示機能も引き続き搭載している。 また、航空写真地図(スカイクルーズビュー)の収録エリアを13政令指定都市から79都市に拡大。収録数の増加にも関わらず、圧縮率を3倍に高めたことで、HDDの使用領域を80%低減している。 さらに、航空写真上に主要道路、ランドマーク、文字などを表示可能になったほか、航空写真上での地点登録や目的地のセットも可能になった。「通常のナビの地図と変わらない操作性を実現した」としている。 そのほか、「スケーラブルフォント」や「新シティクルーズ」、カーナビ専用LSI「NAVIEM」、業界最速「5ルート同時探索」など、従来機種の特徴を継承している。日本語変換システムにはATOKを採用。 本体にHDDオーディオ・音声出力用端子を1系統装備し、ケンウッド専用のLX-BUSも1系統搭載。モニター部に2系統のAV入力(内1系統はリアビューカメラ対応)と1系統のAV出力を装備する。 本体部の外形寸法は180×186×50mm(幅×奥行き×高さ)。GPSアンテナ部は34×38×13.2mm(同)、ビーコンアンテナは60×16×40mm(同)。
□ケンウッドのホームページ (2003年9月24日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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