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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オーディオメーカーと輸入商社が参加するイベント「Hi-End Show Tokyo 2003」が、10月10日から12日までの3日間、東京・有楽町の東京交通会館で行なわれている。 参加メーカーは25社で、昨年の7社から3倍以上に増加。視聴できるブランドも50を超えている。それに伴い、展示スペースも4倍に増加している。また、録音優秀盤や希少盤を中心としたソフト販売ブースも設置されている。 なお、同イベントの会場と、「2003 東京インターナショナルオーディオショウ」の会場である東京国際フォーラムは、徒歩数分で行き来できる。
■ シャープが11.2MHzサンプリングの1ビットアンプを参考出品 シャープのブースでは、10月8日に発表された、サンプリング周波数を従来の5.6MHzから約2倍の11.2MHzに高めた新しい1ビットデジタルアンプを参考出品している。
11.2MHz版の1ビットデジタルアンプは、入力された信号に対し、毎秒約1,128万回サンプリングを行ない、得られた1ビット信号で伝送/増幅を行なうシステム。これにより、時間軸分解能が2.8MHz時の約4倍、5.6MHz時の2倍の密度となり、入力信号に対するトレース性能が向上。より原音に忠実な再生ができるというもの。 2004年の発売を予定しているが、詳しい発売日は未定。価格も未定だが、同社の1ビットデジタルアンプのフラッグシップモデルとなるため、現在の最上位モデル「SM-SX200」(150万円)より高価になる見込み。
■ TAOCの3ウェイフロア型スピーカーが発売
TAOCブランドを展開するアイシン高丘のブースでは、10月6日に発表された、3ウェイのフロア型スピーカー「FC5000」が展示されている。発売日は10月10日で、価格は1台55万円。
ツイータはディナウディオ製のソフトドーム型。ミッドレンジとウーファはスキャンスピーク製のノンプレスパルプコーン型を採用している。エンクロージャは高比重の針葉樹系MDFを採用。フロントバッフルと底板は30mm厚、両サイドは24mm厚のMDFと、12mm厚のアルダー材の複合構造となっており、徹底した制振対策を施しているという。
■ 村田製作所の無指向性球形スピーカー 村田製作所は、ドーム型に成形した圧電セラミックス特有の呼吸するような振動を利用した無指向性ユニットを開発。同ユニットを採用したスピーカーを展示している。 球形のミッドレンジユニットと、平面ダイナミック型ウーファを搭載した「ES024」は、受注生産で価格は1台24万円。ウーファは床に音波を放出することで、指向性を無くしている。 ほかにも、ウーファ部だけを追加し、塔のように重ねたスピーカーも参考出品。また、ツイータのオプションも用意されており、既に製品化されている球型ツイータ「ES103B」を、マイクスタンドを使って上向きに取り付ける組み合わせなども提案している。
■ そのほか ほかにも、四十七研究所のブースではフルレンジユニットを使った小型ブックシェルフスピーカーの参考展示、C.E.Cのブースでは、ウインアコースティックの新スピーカーシリーズ「ALUMINUM LINE」などが展示されている。
□Hi-End Show Tokyo 2002のホームページ
(2003年10月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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