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松下電器産業株式会社は、約130時間の連続再生が可能なポータブルMDレコーダを2月25日に発売する。通常モデルの「SJ-MR240」と、Net MDとUSBオーディオに対応し小型スピーカーが付属する上位モデル「SJ-MR270」の2機種を用意。価格はオープンプラスだが、店頭予想価格はMR240が34,000円前後、MR270が4万円前後の見込み。 カラーリングは、MR240がシルバー(-S)、ブルー(-A)、レッド(-R)の3色、MR270がシルバー(-S)、ブラック(-K)の2色を用意する。
どちらのモデルも、付属のニッケル水素充電池と別売の単3アルカリ乾電池1本を併用することで、約130時間の連続再生が可能。同社は「録再モデルとして世界最長」としている。なお、付属の充電池のみ利用した場合の再生時間は音質標準モードで約25時間、LP4モード時で約38時間となっている。フル充電所要時間は約3時間30分。 本体とリモコンに、漢字やカナ表示にも対応した液晶ディスプレイを搭載。リモコンのディスプレイは1桁だが、本体のディスプレイは漢字の2桁表示にも対応。また、本体側面にジョグダイヤルを装備しており、MDの編集だけでなく、タイトル入力なども快適に行なえるという。 音質面では、高音質音声圧縮技術「H.D.E.S」(標準モード時のみ動作)や24bit ATRAC DSPを搭載。また、標準モード40秒、LP2モード80秒、LP4モード160秒の耐振メモリを内蔵している。低音を増強する「S-XBS回路」、音漏れをカットする「電車ポジション」も使用可能。 上位モデルのMR270は、Net MDに対応。同梱の「マルチクレードル」とPCを接続することで、PC内のOpenMG形式のファイル(ATRAC3)を高速転送できる。転送には、付属の株式会社ジャストシステムの「BeatJam」を使用。BeatJamの対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP。
マルチクレードルには小型のアクティブステレオスピーカーが付属。MR270はUSBオーディオにも対応しており、同スピーカーをPCスピーカーとしても利用できる。ユニットはチタンコーン製で、ドライバにはネオジマグネットを採用。アンプの出力は0.9W×2ch。なおMR240には、スピーカーが付属しないが充電用スタンドは付属する。 本体の外形寸法は共通で、79.6×19.4×74.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量はMR240が約85g(充電池含む)、MR270が約86g(同)。小型の外部ステレオマイクやACアダプタ、キャリングポーチなどを同梱する。
(2004年1月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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