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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本ビクター株式会社は28日、2004年度から2006年度までの中期経営計画「躍進21計画」を策定したと発表した。
新中期計画の「躍進21」では、同社の独自性を活かした“Only1”商品による成長戦略を加速させることにより、新しい時代の「エンタテインメント・ソリューションカンパニー」を目指す。また2003年度までの中期計画「創生21計画」から引き続き、構造改革を常態化することにより、激化するグローバル競争の中で企業体質を強化するとしている。 具体例として以下の取り組みが挙げられている。
また、構造改革の継続により、開発・生産・販売が三位一体となり、マーケットニーズに素早く対応できる高速回転経営を実現するとしているほか、「単独人員7,000名体制、国内外の生産拠点を23~24へ削減」、「部品事業の再構築」などの取り組みに言及している。 重点強化項目として挙げている「ディスプレイ」と「光ディスク」事業のうち、ディスプレイ事業については、「水平統合を活かしたPDP/液晶テレビのグローバル展開、垂直統合による独自開発のD-ILAリアプロジェクションテレビの展開(米国市場へ投入)により、2006年度で売上高3,000億円と事業規模倍増を目指す。また、DETなどの高画質技術や、スピーカーの高音質技術などを要素に差別化を図る」という。
光ディスク事業については、DVDレコーダーの拡大を図るほか、ブルーレイディスクの早期事業化を目指すという。複合化、HD対応、基幹部品の内製を進め、海外市場も積極的に拡大するなどの取り組みにより、2006年度に売上高1,000億円と事業規模倍増を目指す。 技術開発についても、ディスプレイ事業と光ディスクに集中的に投資し、高音質・高画質化技術やストレージ技術の強化に集中投資。研究開発費を、2003年度の430億円から2006年度に500億円に増額する。 また、技術者の「ディスプレイ」、「光ディスク」事業へのシフトや、ソフト開発技術者を600名体制に強化、生産技術力や、量産化技術の強化も図っていく。 □ビクターのホームページ (2004年1月28日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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