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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ラックスマン株式会社は、6ch入力に対応したマルチチャンネルプリアンプ「CU-80」と、8chパワーアンプ「MU-80」を3月に発売する。価格は「CU-80」が68万円、「MU-80」が78万円。なお、「CU-80」は別途10万円で8ch対応にアップグレードできる。
■ CU-80
2chの入出力端子を追加するアップグレードサービス(10万円)が受けられる、最大8chの入出力に対応可能な6chのマルチチャンネルプリアンプ。なお、リアパネルの交換などが必要なため、ユーザー自身でのアップグレードはできない。 プリアンプ「C-70f」に搭載された電子制御アッテネータ「LECUA(LUXMAN Electric Controlled Ultimate Attenuator)」を改良・省スペース化した「LECUA-WM(Weighting Matrix Technology)」を搭載。信号純度をより高めたという。 また、全チャンネルのプリアンプ部に信号の歪成分だけを帰還するフィードバック回路「ODNF(Only Distortion Negative Feedback) ver.2.2」を採用。センター、サブウーファ用に独立したアナログダウンミックス回路を備えるほか、センターとサブウーファでそれぞれ出力端子を2基搭載。ツインドライブにも対応する。 入力端子は2chの同軸、2chのバランス(XLR)、6chの同軸(8chにアップグレード可)、RECイン/アウトを各2系統用意。出力端子は、6chの同軸、6chバランス(XLR)を各1系統備え、どちらもアップグレードで8chに拡張できる。なお、通常の6ch出力に加え、4chのバイアンプ出力モード、2chのクワッドアンプ出力モードも利用できる。 アッテネータや主要回路にはFR-4ガラス繊維素材の配線基板を採用。全PCBに鉛フリーはんだを使用している。ディスプレイ部は4段階のディマー機能を備え、インシュレータは鋳鉄製。照明付きのアルミ製リモコンを同梱する。
カラーリングはブラスターホワイトを採用。S/N比は110dB以上。外形寸法は467×470×132mm(幅×奥行き×高さ)。重量は14.5kg。消費電力は32W。
■ MU-80 強力な独立パワーブロックを8基搭載した8chパワーアンプ。ステレオパワーアンプ「M-70f」に採用された「ODNF回路」の改良版「ODNF ver.2.2」を全チャンネルに搭載。ハイスピードかつ、透明度の高いサウンドを実現したという。 最大出力は100W×8ch(8Ω時)、130W×2ch(8Ω時)。BTL接続機能も装備しており、300W×4ch(8Ω時)や、380W×1ch(8Ω時)といった使い方にも対応する。 電源部には瞬時供給特性に優れるという大型のEI型トランスを採用。全チャンネルに独立した「アイドリングOFFスイッチ」を装備しており、未使用のチャンネルの電源供給を、ほかのチャンネルのパワーブロックに振り分けることができる。 入力端子は同軸、バランス(XLR)を各8系統用意。スピーカーターミナルは装着性を高め、接触抵抗値を低減したという新開発の大型タイプを装備する。
入力インピーダンスは同軸が51kΩ、バランスが67kΩ。全高調波歪比率は0.01%(8Ω、1kHz)、0.06%(8Ω、20Hz~20kHz)。S/N比は110dB。外形寸法は467×491×212mm(幅×奥行き×高さ)。重量は43kg。
□ラックスマンのホームページ
(2004年2月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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