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Microsoft、DisneyへWindows Mediaの著作権管理技術を供与
－携帯型プレーヤーなど配信の向上を目指す
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米Microsoftと米Walt Disneyは9日、両社がデジタルメディア事業において長期に渡る提携に合意したと発表した。この提携にはMicrosoftからWalt DisneyへのWindows Mediaデジタル著作権管理技術(DRM)のライセンス供与も含まれている。
両社は今後、デジタルコンテンツの品質やセキュリティの改善などを推進するほか、以下の3つの分野で、著作権管理を効果的に活用できるように取り組むとしている。
- 高解像度のデジタルコンテンツの制作とセキュアな配信
- ネットワークや物理メディアなど、全般的なデジタルコンテンツの流通促進
- 家庭用、携帯用を問わず、デバイス間での安全でシームレスなコンテンツ流通の確保
今回の提携についてMicrosoftは「消費者がWindows Media Center PCや高解像度テレビ、Portable Media Center搭載デバイスなど異なるデバイスでも互換性に悩まされず、様々なコンテンツへのアクセスを実現する」としている。
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| 2004 International CESで展示されたCreativeMediaのPortable Media Center |
なお、Microsoftは1月に開催された「2004 International CES」で、2004年度のキーワードとして「シームレス・コンピューティング」を提示。Windows XPベースのテレビパソコン「Microsoft Windows Media Center Extender」(MCX)や、ゲーム機のXboxをMCXに対応させるキット、Windowsからシームレスに動画コンテンツを転送できる「Portable Media Center」(前Media2Go)などを発表している。
□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/Feb04/02-09DisneyMicrosoftAgreementPR.asp
□Walt Disneyのホームページ(英文)
http://disney.go.com/
□関連記事
【1月8日】【CES】ビル・ゲイツ基調講演レポート
～XboxをAVレシーバーに拡張するプランを披露～
PCが家電と融合する「シームレス・コンピューティング」を提唱
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040108/ces03.htm
(2004年2月10日)
[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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