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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、ポータブルオーディオプレーヤー「ネットワークウォークマン」の新モデル「NW-MS77DR」を3月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は38,000円前後の見込み。
2003年2月に発売された「NW-MS70D」の後継機となる製品。256MB内蔵メモリとメモリースティックDuoスロットを搭載したポータブルオーディオプレーヤーで、デザインやチタンボディの外装もNW-MS70Dを引き継いでいる。本体の従来モデルからの変更点はボディカラーがスモークがかったシルバーとなったことのみ。 最大の変更点はUSBクレードル。従来モデルでは充電や音楽統合ソフト「SonicStage」での音楽転送が行なえたが、新クレードルには新たにATRAC3plusエンコーダを搭載。クレードルの光デジタル/アナログ兼用ミニプラグ端子と、CDプレーヤーなどを接続し、NW-MS77DRに直接録音できるようになった。
録音形式はATRAC3plusで、ビットレートは64/48kbps。録音した音楽データはSonicStage Ver.2.0を通じてパソコンにアップロード可能で、パソコン上でタグ情報などの入力も可能。アップロードしたデータは3回までの転送が可能となっている。 クレードルにエンコード機能を搭載した理由について同社では、「音楽CDのCCCD対応が進んだことで、SonicStageでの読み込みが行なえなくなり、ネットワークウォークマンで新譜が聞けないなどの弊害が増えてきたため」と説明。なお、従来モデルのユーザーへの新クレードルの販売については「検討はしているが、現状では未定」としている。
また、SonicStageもVer.2.0にアップデートされており、新たにビットレート256kbpsのATRAC3plusの作成が可能となった。ATRAC3plus/256kbpsは従来のネットワークウォークマンでも再生できる。SonicStage Ver.2.0ではそのほかにもユーザーインターフェイスの改善や、動作速度の高速化、CDDB2への対応などの機能強化が図られている。 本体は従来モデル同様、周波数特性は20Hz~20kHzで、最大出力レベルは5mW×2。ヘッドフォン出力(ステレオミニ)とクレードル接続端子を装備する。 バッテリは内蔵ニッケル水素充電池で、電池持続時間は約44時間(ATRAC3)/約36時間(ATRAC3plus)。外径寸法は36.4×18×48.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は54g。イヤフォンやネックストラップ、ヘッドホン延長コード(50cm)、専用USBケーブル、キャリングポーチなどが付属する。
□ソニーのホームページ (2004年2月10日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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