◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
ビクター、F1.2レンズ搭載の縦型DVカメラ
-3次元DNR、オートLEDライトを採用


GR-DX97
3月上旬発売

標準価格 オープンプライス

連絡先 お客様ご相談センター
Tel.0120-2828-17


 日本ビクター株式会社は、縦型コンパクトDVカメラで初のF1.2レンズを搭載した「GR-DX97」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後と見られる。ACアダプタ、バッテリ、MMCカード(8MB)などからなるアクセサリーキットが付属する。

液晶モニターを閉じた状態

 GR-DX97は、光学12倍、重量435g(本体のみ)、MMC/SDメモリーカードスロット搭載の縦型DVカメラ。外形寸法は52×94×93mm(幅×奥行き×高さ)で、本体は従来モデル「GR-DX95K」に比べて約15%小型化した。CCDは1/6型68万画素(撮像エリア34万画素)。

 低反射コーティング層を装備した3型液晶モニターも新たに採用。付属バッテリ「BN-V107-S」での連続撮影時間は、ビューファインダー使用時で約1時間35分、液晶モニターで約1時間15分。

 レンズの明るさはF1.2。DVカメラに多いF1.8より明るく、最低照度7ルクス(ナイトアイ時約1ルクス)を実現した。焦点距離は動画撮影時48.9~587mm、静止画撮影時48.9~489mm(共に35mm判換算)。MMC/SDメモリーカードへの静止画解像度は1,024×768/640×480ドットとなっている。

 また、3次元DNR回路を新たに搭載し、暗いシーンで発生するノイズを従来比で約30%低減。「エッジ部のチラツキが少なくなり、被写体の細かい部分もクリアな映像で撮影できる」としている。

 周囲の明るさや被写体の暗さにあわせて自動発光する「オートLEDライト」も搭載。従来モデルはオートフラッシュだったが、今回からLEDによるビデオライトに変更された。有効撮影距離は1.5m。

 そのほか、液晶モニターを閉めると自動的に電源が切れる「クイックパワーオフ」、一定間隔でメモリーカードに静止画を記録する「インターバルスナップショット」、被写体のスポットエリアの明るさ似合わせて撮影する「スポット明るさ補正」といった機能を搭載する。

 撮影シーンの始めの映像をメモリーカードにサムネイル形式として保存し、再生時に選択すると頭出し再生になる「DVナビ機能」も装備している。カメラ映像やテープに記録された映像をMPEG-4に変換し、メモリーカードに動画記録する機能も搭載する。

 パソコンとはUSBで接続可能。動画をリアルタイムでMPEG-1に変換して出力する「USB動画転送機能」も利用できる。対応OSは、Windows 98 SE/2000/XP、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS X(10.2.4~10.2.8,10.3.1)。そのほかの入出力端子は、S映像/コンポジット/編集端子、DV端子、外部マイク端子。

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2004/gr-dx97.html
□関連記事
【2003年4月24日】ビクター、3型液晶モニター搭載の縦型メガピクセルDVカメラ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030424/victor.htm
【2003年2月5日】ビクター、3型液晶モニターを搭載した縦型DVカメラ
-新開発光学16倍ズームも搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030205/victor.htm

(2004年2月12日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00


Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.