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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本ビクター株式会社は、縦型コンパクトDVカメラで初のF1.2レンズを搭載した「GR-DX97」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後と見られる。ACアダプタ、バッテリ、MMCカード(8MB)などからなるアクセサリーキットが付属する。
GR-DX97は、光学12倍、重量435g(本体のみ)、MMC/SDメモリーカードスロット搭載の縦型DVカメラ。外形寸法は52×94×93mm(幅×奥行き×高さ)で、本体は従来モデル「GR-DX95K」に比べて約15%小型化した。CCDは1/6型68万画素(撮像エリア34万画素)。 低反射コーティング層を装備した3型液晶モニターも新たに採用。付属バッテリ「BN-V107-S」での連続撮影時間は、ビューファインダー使用時で約1時間35分、液晶モニターで約1時間15分。 レンズの明るさはF1.2。DVカメラに多いF1.8より明るく、最低照度7ルクス(ナイトアイ時約1ルクス)を実現した。焦点距離は動画撮影時48.9~587mm、静止画撮影時48.9~489mm(共に35mm判換算)。MMC/SDメモリーカードへの静止画解像度は1,024×768/640×480ドットとなっている。 また、3次元DNR回路を新たに搭載し、暗いシーンで発生するノイズを従来比で約30%低減。「エッジ部のチラツキが少なくなり、被写体の細かい部分もクリアな映像で撮影できる」としている。 周囲の明るさや被写体の暗さにあわせて自動発光する「オートLEDライト」も搭載。従来モデルはオートフラッシュだったが、今回からLEDによるビデオライトに変更された。有効撮影距離は1.5m。 そのほか、液晶モニターを閉めると自動的に電源が切れる「クイックパワーオフ」、一定間隔でメモリーカードに静止画を記録する「インターバルスナップショット」、被写体のスポットエリアの明るさ似合わせて撮影する「スポット明るさ補正」といった機能を搭載する。 撮影シーンの始めの映像をメモリーカードにサムネイル形式として保存し、再生時に選択すると頭出し再生になる「DVナビ機能」も装備している。カメラ映像やテープに記録された映像をMPEG-4に変換し、メモリーカードに動画記録する機能も搭載する。 パソコンとはUSBで接続可能。動画をリアルタイムでMPEG-1に変換して出力する「USB動画転送機能」も利用できる。対応OSは、Windows 98 SE/2000/XP、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS X(10.2.4~10.2.8,10.3.1)。そのほかの入出力端子は、S映像/コンポジット/編集端子、DV端子、外部マイク端子。 http://www.jvc-victor.co.jp/ □ニュースリリース http://www.jvc-victor.co.jp/press/2004/gr-dx97.html □関連記事 【2003年4月24日】ビクター、3型液晶モニター搭載の縦型メガピクセルDVカメラ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030424/victor.htm 【2003年2月5日】ビクター、3型液晶モニターを搭載した縦型DVカメラ -新開発光学16倍ズームも搭載 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030205/victor.htm (2004年2月12日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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