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ティアック株式会社の社内カンパニー「ティアックエソテリックカンパニー」は、CDトランスポート「P-70vu」とD/Aコンバータ「D-70vu」を2月中旬に発売する。価格は「P-70vu」が85万円、「D-70vu」が95万円。 2001年12月に発売された「P-70」と「D-70」のアップグレードモデル。同モデルのバージョンアップサービスは、P-70が2004年1月末、D-70が2003年7月から有償(15万円)で実施していたが、アップグレード済みの製品も発売されることになった。なお、仕様は旧モデルをバージョンアップしたものと同じ。
■ P-70vu
ハイエンドトランスポート「P-0」の思想を汲むというCDトランスポート。アップグレード版は、従来の88.2kHzに加え、176.4kHzのワードシンク入力に対応。BNCワードシンク端子も金メッキ仕様となり、同社のマスタークロックジェネレータ「G-0s」などと接続することで、より精度の高いデジタル出力が可能になるという。 また、内部クロックも周波数安定度が±3ppm以内に高精度化。電源部の強化のために、ケミカルコンデンサなどの部品もグレードアップしている。 筐体の素材やデザインに違いはないが、インシュレータ部のピンポイントフットが、フットスタンド別体式から一体型に変更。振動を分散させることで、読み取り精度の向上を図っている。
ドライブ部はディスク回転時の振動を低減するという「VRDSメカ」を8mm厚ベースと直結。「メカニカルアースを徹底したハイリジット構造」を採用したという。外形寸法は465×352×191mm(幅×奥行き×高さ)。
■ D-70vu
新たに、周波数安定度±3ppmという同社従来比10倍以上の高精度水晶発振器を搭載。これにより、「RAM Link」(Refined Asynchronous Memory Link)回路で入力ジッタを取り除き、精度の高いD/A変換を行なうというD-70の基本思想をより進化させたという。 また、新たにワードシンク入力機能を搭載。外部のマスタークロックジェネレータとの接続が可能になる。なお、ワードシンク入出力機能は、これまでの88.2/96kHzに加え、176.4/192kHzにも対応している。 筐体は、P-70同様、ピンポイントフットがフットスタンド別体式から一体型へ変更。各種パーツも高品位なものに取り換えられており、高精度なクロック動作に対応したという。外形寸法は465×352×191mm(幅×奥行き×高さ)。
□ティアックのホームページ
(2004年2月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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