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富士通ゼネラル、赤外線干渉を解消した初のプラズマディスプレイ


P50XCA30IR/P42VCA30IR
3月20日発売

標準価格 オープンプライス

連絡先 映像情報事業部
国内販売推進部
Tel.044-861-7651


 株式会社富士通ゼネラルは、赤外線機器への干渉問題を解消した業務用プラズマディスプレイ「P50XCA30IR」と「P42VCA30IR」を3月20日に発売する。価格はオープンプライス。どちらも受注生産となり、実勢価格は、50V型のP50XCA30IRが90万円前後、42V型のP42VCA30IRが60万円前後と見られる。

 プラズマディスプレイの「赤外線干渉」問題を解決した業界初の製品。プラズマディスプレイの場合、パネル部から放射される赤外線が赤外線ワイヤレスマイク受信機などに干渉し、ノイズや音切れを発生させることがある。この問題がプレゼンテーションルーム、会議室、カラオケルームなどで不都合なため、マイクを有線機器や電波式に変更することもあるという。

 P50XCA30IRとP42VCA30IRは、赤外線をカットする新開発の「IRフィルター」を一体装着することで、この問題を解消した。IRフィルターは外部オプションフィルターに比べて赤外線を99%以上カットする。17畳相当の部屋の場合、マイク使用可能エリアは、従来の約30%から約97%に拡大した。

 高画質化LSIとして、高精細拡大/縮小フィルター処理、拡縮型輪郭処理、デジタルAGC機能、コンポーネントビデオ入力信号の高精細デジタル処理、高精細デジタルマルチコンバージョン(HDDMC)方式などを採用したしたフルデジタル・ビデオプロセッサー「AVM(Advanced Video Movement)」を搭載している。パネル解像度は50V型が1,365×768ドット、42V型が852×480ドット。

 映像入力として、ミニD-Sub15ピンのアナログRGB入力を1系統装備。オプションでS映像、コンポジット、アナログRGB/コンポーネント、音声入力、外部スピーカー出力を増設できる。

 外形寸法は、50V型が1,212×98×726mm(幅×奥行き×高さ)、42V型が1,035×85×640mm(同)。重量はそれぞれ45kg、31kgとなっている。

□富士通ゼネラルのホームページ
http://www.fujitsugeneral.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsugeneral.co.jp/japanese/koho/0403/pdpir/pdpir.htm
□関連記事
【2002年11月13日】富士通ゼネラル、HDCP DVI搭載42V/50V/61V型プラズマTV
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021113/general.htm

(2004年3月17日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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