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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社富士通ゼネラルは、新ALISパネルを採用した42V型プラズマテレビ「P42HHS10」を11月下旬に発売する。愛称は「プラズマビジョンW」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は80万円から85万円前後になる見込み。また、2003年春には50V型の「P50XHS10」と、61V型の「P61XHS10」を発売することも明らかにした。
またチューナ、入出力部は別付けユニットとし、同社では「マルチセレクター」と呼んでいる。今回発表の42V/50V/61V型とも共通のマルチセレクターを使用。スピーカーもセパレート式を採用する。 独自のPDP専用フルデジタルプロセッサ「AVM(Advanced Video Movement)」を強化した「AVM Plus」を搭載。新たにDCDiのうちPDP特性に合った高画質化機能を選択して組み込んでいる。また、ビデオデコーダ回路もリニューアルし、ノイズや色にじみを大幅に低減したという。 画質モードとして、階調を落とさずに輝度を制御する「ファインモード」(ハイパーシネマモード)を装備する。これは、劇場の明るさを想定した機能で、入力映像レベルに応じた信号処理に加え、放電タイミングまでもコントロールするもの。階調特性と色再現性を損なうことなく、フィルムの緻密感を再現した最適な輝度レベルにできるという。 明るさ調整は13段階、黒レベル調整は31段階。さらに、500K刻みで15段階を指定できる色温度調節や、8パターンまで記憶可能なユーザーメモリも利用できる。 また、パネル前面の光学フィルターには、ネオンガスのオレンジ色発光を吸収する特殊な色素を配合している。これにより「艶やかな赤や、自然な肌色を表現する」とし、透過率や透過色も新パネルにあわせて最適化したという。
マルチセレクターは、CATV対応地上波チューナと10W×2chのオーディオアンプ、各種入出力端子を搭載。映像入力端子として、コンポーネント×2、D4×3などを搭載するほか、2系統のアナログRGBと1系統のDVI-I端子を備えている。DVI-I端子は、マランツの「VP-12S2」、シャープの「XV-Z10000」と同じく、HDCPに対応している。
なお、2003年春発売の50V/61V型は、ともにディスプレイとマルチセレクターのセパレート構成で、マルチセレクター部はP42HHS10と同じものを採用。パネル解像度は、50V型のP50XHS10が1,366×768ドット、61V型のP61XHS10が1,365×768ドットとなっている。 また、42V型、50V型、61V型それぞれに、入出力端子をディスプレイ部に集約した新モニターシリーズも用意される。発売時期は、42V型モデルおよび50V型モデルが11月、61V型モデルが2003年春。 「P42VHA10」、「P42HHA10」、「P50XHA10」、「P61XHA10」の4モデルで、42V型の2モデルの違いはパネル解像度。P42VHA10が852×480ドット、P42HHA10が1,024×1,024ドットとなっている。
パネル以外の仕様は各モデルとも共通で、映像入力は、コンポーネント、D4、S映像、コンポジット、アナログRGB、HDCP対応DVI-Dを各1系統装備する。
□富士通ゼネラルのホームページ (2002年11月13日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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