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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは8日、アイワブランドのポータブルHDDオーディオプレーヤー「HZ-WS2000」と「HZ-DS2000」、USBメモリ「pavit(パビ)」に対応したオーディオプレーヤー「AZ-BS32」と「AZ-RS256」の発売延期を発表した。また、併せてHZ-WS2000/DS2000のHDD容量が、2GBから1.5GBに変更されることも明らかにされた。
HZ-WS2000/DS2000の新しい発売日は5月21日。1月の発表当初は世界最小/最軽量のHDDオーディオプレーヤーとして4月の発売を予定していたが、内蔵する2GBのHDDがソニーの信頼性基準を満たさないことが判明。容量1.5GBのディスクに変更し、発売が延期されることになったと、同社では説明している。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後で変更はない。また、外形寸法や重量も91×10.6×56mm(幅×奥行き×高さ)、68gで変更される予定はないという。 また、pavitに対応したFMラジオ付きのUSBオーディオプレーヤー「AZ-BS32」は4月から6月1日に、スポーツ時の利用を想定したプレーヤー「AZ-RS256」も3月から6月1日にそれぞれ延期される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格(AZ-BS32が20,000円前後、AZ-RS256が26,000円前後)や、本体の仕様に変更はない。 延期の理由について同社は「一部システムの信頼性がソニーの基準を満たしていないことが判明し、設計の見直しが必要となったため」と説明している。
ソニーは1月にアイワブランドの新戦略として、USBオーディオを積極的に展開し、PCオーディオに注力すると発表。しかし、2月にヘッドフォン型MP3プレーヤー「AZ-FS256」が、「搭載予定の小型/高感度FMチューナの開発にあたり、当初予定していた以上に日程を要する」として発売中止にすることを明らかにした。 今回の発表により、1月に発表されたオーディオプレーヤー9製品の内、1製品が発売中止、2製品が仕様変更の上で発売延期、さらに2製品が発売延期されたことになる。注力すると宣言した製品群に大幅な修正が加わる状況に陥っており、今後のアイワブランドの展開が危惧される。
□ソニーのホームぺージ
(2004年4月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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