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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オリンパス株式会社は9日、撮影・編集・出力まで対応した800万画素(3,840×2,064ドット)のデジタル動画システムを開発したと発表した。また、事業場内に専用編集施設を開設。演劇・映画などの娯楽映像や、イベントショールームなどの業務分野を開拓するという。
2002年5月に同社が開発発表した「800万画素高精細デジタル動画カメラ」をもとに、カメラ、HDDレコーダの小型・軽量化に成功。カメラは3分2インチHDマウントを採用し、デジタルシネマやテレビカメラ用交換レンズが利用できる。 HDDレコーダは、従来比で重量約22%、体積約6%と小型化し、「800万画素対応で60分まで録画できるクラスでは、最もコンパクトなHDDレコーダ」(同社)になるという。 また、カメラ、HDDレコーダのバッテリ駆動が可能になり、接続を記録と通信を1本にまとめた光ケーブルに変更。カメラの移動が容易になったとしている。 さらに、従来のシステムでは、編集時にデータ変換やCRTでのプレビューが必要だった。今回はレコーダと編集のダイレクト接続が可能になったほか、編集時には「Vision Plex Display System」により、実解像度でプレビューできるようになった。編集時間を従来の4分の1から8分の1程度まで削減できるという。
同社では280インチスクリーンと8台のプロジェクタを設けた専用編集室「オリンパス高精細シアター」を東京・渋谷の幡ヶ谷事業場内に開設。業務用市場での顧客・パートナーを開拓する。 また、「Vision Plex」表示システムの販売強化や、高精細映像コンテンツの制作受託も開始する。 □オリンパスのホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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