松下、DVDオーディオ対応5チェンジャ搭載ミニコンポの新モデル －100kHzを再生する「スーパーソニックツィーター」搭載

SC-PM900DVD-S(シルバー)

5月15日発売 標準価格 ： オープンプライス 連絡先 ： お客様ご相談センター Tel.0120-878-365 Tel.06-6907-1187

　松下電器産業株式会社は、DVDオーディオやDVD-RAMディスクの再生に対応したDVD/MDステレオシステム「SC-PM900DVD」を5月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は57,000円前後と見られる。カラーバリエーションはシルバー(-S)とブラック(-K)を用意する。

SC-PM900DVD-K(ブラック)

　5DVD/CDチェンジャ、MDレコーダ、AM/FMチューナ、カセットデッキ、2chアンプからなる本体と、3ウェイ3スピーカー2本で構成されたDVD対応ミニコンポ。4月発売の「SC-PM700MD」の上位モデルで、主にスピーカーを強化している。

　スピーカーは、2ウェイ2スピーカーから、100mmウーファ、60mmツイータ、12mmスーパーツイータの3ウェイ3スピーカーに構成を変更。新方式の「スーパーソニックツィーター」により、DVDオーディオが再生可能な100kHzの超高域再生を再現できるという。

　ウーファとツイータの振動板にはPPマイカを採用し、低音を増すためのダウンポートも搭載。スピーカーの外形寸法は145×274×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg(1本)。防磁設計となっている。

　DVDチェンジャ部は「髪の毛など細かい部分もくっきり映し出す」という「アドバンストプログレッシブ」出力機能を搭載。DVDオーディオ、DVD-RAM、DVDビデオ、SVCD、ビデオCD、音楽CD、HDCD、CD-R/RWの再生に対応している。

　また、CD-R/RWに記録したMP3、WMA、JPEGの再生も可能で、HighMATレベル2に準拠。音声ファイルの対応ビットレートは、MP3が32kbps～320kbps、WMAが48kbps～320kbps。音楽CD、MP3、WMAのアップサンプリングと高域補完処理を行なう「ダブル リ.マスター」も引き続き搭載し、今回はDVDビデオのドルビーデジタルとDTS、DVD-RAM内の音声にも適用できるようになった。

　CDからMDへは最大6倍速での録音が可能。MDLPにも対応する。カセットデッキはオートリバース。アンプは13W×2chと12W×2chのハイブリッド・バイアンプ構成となっている。

　そのほか、DVD/CD5枚分を記憶させた位置から再生できる「ポジションメモリー」、映像信号処理をOFFにして高音質再生を図る「オーディオ・オンリー機能」などを搭載している。映像出力としてD2端子、コンポジット端子を搭載。本体の外形寸法は175×341×251mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.7kgとなっている。

(2004年4月15日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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